自民党参院の佐藤啓官房副長官が就任早々嫌がらせを受け、首相の側近としての調整役を拒否される。
— Tsukasa Shirakawa(白川司) (@lingualandjp) October 30, 2025
旧安倍派の佐藤氏の拒否には参院立憲などに反安倍の参院自民も乗ったもよう。セコい。
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「出禁」の発端は首相が佐藤氏を起用した人事にさかのぼる。野党は自民総裁選直後から自民党派閥パーティー収入不記載問題に関与した議員の要職起用に反発していたが、首相は佐藤氏らを登用した。参院自民執行部も野党の懸念を政府に伝えていたという。
参院は意向を無視されたと受け取り、参院議運委の石橋通宏野党筆頭理事(立憲民主党)は「極めて強い問題意識を持っており、受け入れられない」と強く反発した。事態を複雑にしているのが、参院自民執行部も野党に歩調を合わせているように見えることだ。
自民の石井準一参院幹事長は28日の記者会見で、佐藤氏の出席拒否は起こり得ると政府に警告していたと主張し、「出禁」が続くことは「望ましくない」と懸念を表明していた。
参院自民は旧安倍派、旧茂木派、旧岸田派の主要な3派閥が合議で運営する体制が定着していたが、不記載問題発覚後は旧岸田派と旧茂木派の出身議員が影響力を強めてきた。旧茂木派に所属した参院議員らでつくる「参院平成研究会」がグループ解散を決めるなど派閥色は薄まりつつある。石井氏は旧茂木派出身で、旧安倍派出身の佐藤氏を巡る一連の動きは、参院自民内の権力構図の変化とみる向きもある。
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