74歳落語家「ああ、高市の罪深さよ」首相発言巡る外交問題に「総理の座を棒に振るつもりなのか」
落語家の立川談四楼(74)が20日、X(旧ツイッター)を更新。高市早苗首相の発言に端を発した中国との外交問題に言及した。
高市氏は7日、「台湾有事」について、安全保障関連法の規定において集団的自衛権行使が可能となる「存立危機事態」に該当するかを聞かれ、
「武力の行使も伴うものであれば『存立危機事態』になり得るケースだと考える」などと答弁した。
これをうけ、中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事が「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない。覚悟ができているのか」とSNSに投稿したことが問題化。
さらに、中国の外務次官が日本の駐中国大使に、また日本の外務省が中国の駐日大使に、それぞれ抗議したなどと伝えられているなど、波紋が広がっている。
談四楼は、中国が日本産水産物の輸入手続きを停止したことについて「今回は汚染水が理由ではなく高市発言だ」と国会答弁への対抗措置との見方を示し、
「こうなると分かっていたから、これまでの政権はそこを曖昧にしてきた。ついには恐れていたレアアースまで止められるだろう」と推測。
「そうなりゃこの国の根幹である自動車産業の息の根も止まるわけで、ああ、高市の罪深さよ」と嘆いた。
続く投稿で「中国は理路整然と怒っている。小出しの制裁が冷静さを物語り、それはつまり真綿で首の冷酷さなのだ」と私見を述べ、
「さあ次は何を絶たれるかと国民は戦々恐々で、ここに至り、高市首相には謝罪か辞任しかないはずだが、未だ謝罪の様子は見えない。もしや首相、就任早々の総理の座をこんなことで棒に振るつもりなのか」とつづった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e9b3605f3a99f607f4ff43696382ab17bdb72ea
