日本製鉄は13日、傘下の米鉄鋼大手USスチールの2027年3月期の利益貢献が1000億円になりそうだと発表した。連結純利益(国際会計基準)は前期比12.8倍の2200億円になる見通し。日鉄主導で改革が進むUSスチールの業績改善が寄与する。
26年3月期の連結決算(国際会計基準)は最終損益が前の期比95%減の171億円の黒字だった。従来予想は700億円の赤字だったが一転して黒字となった。原料炭など原材料価格の上昇や円安に伴う在庫評価益や為替差益が押し上げた。
同日、日鉄は連結子会社の山陽特殊製鋼を27年4月に吸収合併すると公表した。同社はかつて山崎豊子氏の小説「華麗なる一族」のモデルとなった。日鉄は25年にTOB(株式公開買い付け)で完全子会社化しており、吸収合併により一体運営することで生産効率を高めていく。
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