7月11日、リニア中央新幹線・静岡工区の着工に難色を示し続けてきた静岡県の川勝平太前知事(77)が再びリニア新幹線反対の狼煙を上げた。現職の鈴木康友知事(68)が静岡工区の着工を容認してから4日後のことだ。前知事の真意は一体どこにあるのか
5000字近くにも及ぶメッセージを簡単に紹介すると、まず川勝前知事は《そもそも、リニア中央新幹線のプロジェクトは静岡県にはまったく縁のなかったものです》とした上で、《知事になって数年後のこと、突然、静岡県がリニアのルート上に組み込まれました》と経緯を説明し、JR東海の社長が《工事の遅れは、ひとえに静岡県の工事ができないせいだ、と虚言(ウソ)を吐き続けた》と主張している。
地元記者は言う。
「確かに他県の工事が遅れているのは事実です。しかし、着工すらしていない静岡県とは次元の違う話です。工事が遅れている要因は静岡と言ってよく、それを推し進めたのが川勝前知事です。そもそも信念を持ってリニア着工に反対したのであれば、なぜ今頃になって静岡が工事を遅らせたと言われることに憤るのかがわかりません。また、リニアが静岡を通ることを彼が知ったのが《知事になって数年後》というのも事実とは異なります。知事になった翌10年7月に行われた中央新幹線小委員会には、沿線知事の一人として彼も参加していました。そして『中央新幹線に対する静岡県の期待は極めて大きい』とまで発言していました」
「今回、彼はメッセージの中で《当初、総工費は5兆5235億円》だったが《現在は11兆円かかるとされており、当初の2倍です。税金が投入される公共事業では、このような杜撰さは認められません》とも言っていますが、総工費が2倍に膨れ上がったのも、ここまで着工を許さなかった川勝前知事に一因があると言っていいでしょう」
https://news.yahoo.co.jp/articles/60a449c9ec8393fcc8dade67c59ac7148f596d77
