え?第一発見者になってもうた。 pic.twitter.com/VTxNTQqLwQ
— りなっち (@rina_damon) June 30, 2025
旅行や災害時の避難手段として注目される「車中泊」ですが、便利で自由度が高い反面、いくつかの深刻な危険が潜んでいます。以下にその代表的なリスクを紹介します。
まず、エコノミークラス症候群が挙げられます。これは、長時間にわたって足を動かさずに座っていることによって血流が悪くなり、血栓ができてしまう状態です。この血栓が肺に到達すると「肺塞栓症」を引き起こす可能性があり、最悪の場合、死に至ることもあります。症状としては、足のむくみやだるさから始まり、呼吸困難に至るケースもあるため、狭い車内での長時間滞在には特に注意が必要です。こまめな水分補給や、足を動かす体操を意識的に取り入れることが予防策となります。
次に注意したいのが一酸化炭素中毒です。車の排気ガスに含まれる一酸化炭素は無色・無臭で気付きにくく、非常に危険です。冬場に雪などでマフラーが塞がれると、排ガスが車内に逆流し、気付かないうちに中毒を起こすことがあります。症状は軽い頭痛や倦怠感から始まり、進行するとめまい、吐き気、さらには意識障害や死亡に至ることもあります。また、車内で発電機を使うケースも報告されていますが、これは非常に危険な行為であり、避けるべきです。
さらに、季節による温度管理の問題も見過ごせません。エンジンを切って車内で過ごす場合、夏は熱中症、冬は低体温症のリスクがあります。夏場は日中の気温が高くなくても、日が差す車内は急激に温度が上昇し、わずか数分で危険な状態になることもあります。逆に冬場は、外気温の低下とともに車内の温度も下がり、特に明け方には氷点下に達することもあるため、寒さ対策を万全にしておくことが重要です。
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