「漁協として、反対協には海上での抗議活動をやめてほしい」 過去にも漁師が命を落としかねない危険な事故が…【辺野古沖転覆事故】
過去にも、漁師が命を落としかねない危険なアクシデントが
今回に限らず、反対協は過去にも海上でトラブルを引き起こしてきた。名護漁協の関係者が言う。
「彼らはこれまで、5件の重大事故に関わっています。14年10月には、汀間(ていま)漁港で『ラブ子』という抗議船の係留ロープが外れて漂流してしまい、それを戻そうとする過程で隣に停めてあった別の抗議船の船長が亡くなっています。また翌年4月には、海保の職員が抗議活動中のラブ子に乗り込んだところ、転覆してしまいました」
そのラブ子はすでに廃船になっているといい、
「今回事故に遭った『不屈』も19年3月、漁港内に係留していた漁船に衝突したことがありました。この時は、衝突直前に漁船から漁師らが降りていたので大事に至りませんでした」(同)
昨年1月にはグラスボート「ゆがふ世(ゆ)」(現在は反対協事務局長の東恩納〈ひがしおんな〉琢磨・名護市議が使用)が、潜水漁の船の近くを通って酸素ホースをプロペラに巻き込んでしまった。これについては本誌(「週刊新潮」)でも報じており、
「10年ほど前にも彼らの船が安部(あぶ)沖でまったく同じ事故を起こしています。被害に遭ったのは昨年と同じ漁師。潜水漁をする船は、それを知らせる旗を立てていて他の船は近くを通らないものですが、この時も平和丸の操船があまりに未熟だったのです」(同)
いずれも、漁師が命を落としかねない危険なアクシデントだったという。同漁協の安里(あさと)政利組合長が言う。
「基地反対運動は自由ですが、海上での活動は非常に危険。14年に続いて今回も尊い命が奪われてしまいました。漁協としては今後一切、海上での抗議活動はやめてもらいたいのです」
地域でも問題視されていた活動で、あろうことか若い命が失われてしまった。にもかかわらず反対協は、だんまりを決め込んだままである。
https://www.dailyshincho.jp/article/2026/05080457/
