<石油生産>
イランは石油輸出国機構(OPEC)第3位の産油国で世界の石油供給の約4.5%を占める。原油生産量は日量約330万バレル。加えてコンデンセートやその他の液体燃料を日量130万バレル生産する。
イランの生産が停止した場合、サウジアラビア、その他OPEC加盟国が余剰生産能力を活用して増産して補う可能性がある。ただこの余剰生産能力は、約1年前から実施している増産で縮小傾向にあるとアナリストは指摘する。
<イラン産原油の買い手>
中国の民間精製業者が主な買い手だ。米財務省はイラン産原油を購入したとして中国の精製業者数社に制裁を課した。中国は一方的な措置は認めないと反発したが、イラン産原油の購入量は減少している。
一方、イランは米国の攻撃を想定して在庫の保護に動いている。ケプラーが2月27日に発表したデータによると、過去最高の約2億バレルの石油が海上備蓄されている。これは世界の消費量の約2日分に相当する。
イランは長年、制裁を回避するため海上での船舶間の積み替え、原産地変更、衛星のタンカー位置捕捉妨害などを行ってきた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/13a06db658c2a8b7ded466796482966746e12484
