韓国ほぼ全域に猛暑特報が発令され、昼夜を問わず厳しい暑さが続いて電力使用量が急増している中、首都圏各地のマンション団地では停電が相次いだ。
冷房機器が使えなくなった住民は、布団を持って車内や近隣の公共施設へ避難し、一夜を明かすなど大きな不便を強いられた。
4日午後7時49分ごろ、仁川桂陽区暁星洞(インチョン・ケヤング・ヒョソンドン)のマンション団地で停電が発生し、374世帯が日付が変わるまで4時間以上にわたりエアコンや扇風機などの冷房機器を使用できなかった。
桂陽区は災害情報メールを通じて、猛暑警報が発令される中、一時避難している住民に対し、桂陽女性会館、暁星図書館、青少年文化の家などの公共施設へ移動するよう案内した。
韓国電力と自治体は、猛暑による電力使用量の増加でマンション内部の設備や変圧器に異常が生じ、停電が発生したとみて復旧作業を進めた。
同じ時間帯には、ソウルと京畿道(キョンギド)でも停電が相次いだ。京畿道高陽市徳陽区高陽洞(キョンギド・コヤンシ・トギャング・コヤンドン)のマンション団地では、猛暑による電力過負荷で主遮断器が溶け、460世帯への電力供給が停止したが、2時間後に応急復旧した。
ソウル市江西区登村洞(カンソグ・トゥンチョンドン)のマンションでも電力不足による停電が発生した後、復旧した。区庁は電力供給の再開後も過負荷防止のため、エアコンやエレベーターの利用を控えるよう呼びかけた。
水原(スウォン)など首都圏の他地域でも、電力過負荷が原因とみられる停電が相次いだ。
停電が発生した首都圏地域には、猛暑警報と熱帯夜注意報が同時に発令されていた。
特にソウル全域と高陽・坡州・龍仁(ヨンイン)など首都圏の主要地域には、日中の最高体感温度が38度以上となる場合に発令される最上位段階の「猛暑重大警報」が出されていた。
熱帯夜と猛暑が続く中、電力使用量は引き続き急増しており、さらなる停電被害が懸念されている。
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