6月11日、作曲家の「Ikuko Morozumi」で「【衝撃実話】AIで仕事がなくなりました」と題する動画を公開し、企業案件として受けていた音楽制作の仕事が生成AIの影響によって完全になくなったと報告しました。
Ikuko Morozumi(イクコ・モロズミ)はCMや広告、イベント、インスタレーションなどの音楽を手がける作曲家・サウンドアーティストです。BGMやイベント楽曲を制作してきた経験を活かし、作曲やDTMに関する情報を発信しています。
動画の冒頭、モロズミは「私の仕事は完全になくなりました」と切り出すと、「これまで企業案件として受けていた音楽制作の仕事が、生成AIの導入で完全になくなりました」と説明。昨年9月の動画では「生成AIで作る音楽の脅威というものをすごく実感している」と話していたモロズミですが、今回の動画では「今は生成AIの影響で仕事がなくなっているということが分かりました」と明言しました。
企業からの依頼が来なくなった当初は、単なる予算削減だと思っていたとのこと。しかし実際には、CMだけでなくアーティストやミュージシャンの楽曲といったプロの現場でも、一部のフレーズやトラックがAIに置き換わるなど生成AIを組み込んだ音楽制作が行われていることがわかったそうです。ほかにもDTMスクールがAI作曲コースを設けるなど、音楽教育の中にも入り始めていると話します。
AI作曲の音質も現在は「結構普通に聞けるレベル」に達しているとし、「普通の人だったら(AIかどうか)気がつかないレベルだなという風には感じました」と評価。「音楽を仕事にしている人はこの危機感を持っておいた方がいい」と警鐘を鳴らし、自身もAI作曲の普及で「モチベーションめちゃくちゃ下がりました」と吐露しました。一方で、クオリティや仕事の速さ、知名度を理由に現在も企業案件を受け続けている作曲家はいるとして、全ての案件がAIに置き換わっているわけではないとの見方も示しています。
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https://yutura.net/news/archives/157460
