船舶位置情報の提供サイト「マリントラフィック」によると、出光タンカー(東京)が所有する超大型タンカー「IDEMITSU MARU(出光丸)」(パナマ船籍)が日本時間28日午後現在、ホルムズ海峡を通過中のもようだ。
サウジアラビア産原油約200万バレルを積載しているとみられる。当初の目的地は名古屋港で、現在は「FOR ORDER」(注文用)と表示されている。出光タンカーの親会社、出光興産は出光丸の位置などについて「安全上の観点から、お答えできない」、日本船主協会は「連絡がなく、分からない」としている。
同協会によると、ペルシャ湾内には今も日本関係船舶が42隻残っている。米国とイスラエルによるイラン攻撃後、商船三井の液化天然ガス(LNG)運搬船などがホルムズ海峡を通過したものの、目的地は日本ではない。出光丸の安全航行が期待される。
出光興産とイランを巡っては、昭和28年にタンカー「日章丸」が英海軍の海上封鎖を突破し、英国と紛争中だったイランから石油を輸入した「日章丸事件」が知られている。
https://www.sankei.com/article/20260428-5CD2AUOBWBBHND2XZKHLG4J3KQ/
