中国メディアの北京時間は18日、日本のおでんについて、「中国に伝わり味付けを変えて定着していった」とする記事を配信した。
記事はまず、「あなたが(中国の)コンビニエンスストアの冷蔵ケースで手にする関東煮は日本のオリジナルのものとはほとんど関係がなく、あなたが口にする関東煮の9割以上は日本の本場の味付けではない」と伝えた。
そして、日本のおでんについて、1997年にローソンが「熬点」と名付けて中国に持ち込み、セブン-イレブンもそれに続いて名称を「好炖」に改め、最初の数店舗は正真正銘の日本版を販売していたが、味が薄すぎたためあまり受けなかったと紹介した。
記事は「日本のおでんの真髄は、昆布とかつお節をじっくり煮込んだ淡褐色のだしにあり、それによって生まれる澄んだ純粋なうま味にある」とした上で、「しかし、このミニマルな美学は中国では全く受け入れられなかった。路傍の軽食で重んじられるのは濃厚な味付けなのだ」と伝えた。
記事によると、そこで中国人の口に合うように、コンビニでは豚骨と昆布を合わせたつゆを使用するようになった。屋台でも、地方によって、例えば四川では牛脂や花椒(かしょう)をベースとしたつゆ、東北では動物の骨で取っただしにしょうゆを合わせたつゆ、広東では鶏がらだしのつゆと、それぞれ異なるバリエーションのつゆを使用するようになり、もはや中国に伝わった当時の関東煮とは呼べないようなものへと変化した上で定着していった。
記事は「日本の本場の味付けを徐々に現地の好みに合わせてアレンジしていく過程は、まさに文化交流の現れと言えるだろう」とし、「結局のところ、外来のものが真に根付くためには、現地の習慣との融合が求められる。屋台の店主らがさまざまなだしや味付けを試行錯誤することで、屋台料理の世界に新しさが加わる。日本から持ち込まれた料理が、中国で改良された上で定着した。そこには多くの知恵が込められていると言えるだろう」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)
https://www.recordchina.co.jp/b980267-s25-c30-d0192.html

