高校生の命が奪われたのに、抗議船転覆から2週間ほぼ沈黙…元共産党員の”党・しんぶん赤旗”への強烈な違和感
抗議船と海保との根深い対立関係
このほか、海保への救助要請は「平和丸」の船長や乗組員からではなく、乗船していた高校生らが携帯電話を使って行ったという報道もある。こうした背景には、抗議船と海保との根深い対立関係があるとみられる。
亡くなった「不屈」の金井船長は、2017年1月に地元紙で次のように訴えている。
「常に1隻の抗議船を4艇の海保のボートが見張っていて、抗議をしようにも何もできない。着々と工事が進む様子をただ見ているだけのこの状況がもどかしい」
「海保はオスプレイの事故調査はやらないのに、市民の抗議行動に大人数で警戒している。海保の仕事は何なんだ」(『琉球新報』2017年1月8日付)
また翌年11月には、海保が金井を逮捕する寸前にまで至る事態を引き起こしている。フロート設置作業の際、「不屈」が作業船に近づこうとしたが、衝突の危険があるとみた海保は、「不屈」のすぐ隣まで来て「離れてください」「危ないですよ」と繰り返し、離れるように促した。それでも離れようとしなかった「不屈」に海保職員が乗り込み、金井は船上で約40分間、取り調べを受けることになった。
この時のことを金井は「(海保は)離れてくださいというが、相手の作業船の方が僕らよりも大きい。進路上にいたら、大きい船がよけないといけない」と海保の対応を疑問視し、「危険だと言うなら、ただ見守っていてほしい。法律をいいように解釈してねじ曲げているだけだ」と話している(『琉球新報』2018年11月3日付)。
https://president.jp/articles/-/113536?page=2
