大和ハウスプレミストドームを運営する札幌ドームの社長が、2025年度の純利益は1億円を見込んでいると発表しました。
2期連続となる黒字化を達成する見込みのようです。
(ファン)「嵐、ありがとう!」
3月、人気アイドルグループ「嵐」のラストコンサートで全国からおよそ15万人のファンが集結。
1月には4日間にわたってeスポーツの世界大会が開催されるなど、注目度の高い大型イベントが続いている大和ハウスプレミストドーム。
運営する札幌ドームは、札幌市への経済波及効果を256億円としています。
阿部社長は会見で、2025年度の業績の見込みを発表しました。
(札幌ドーム 阿部晃士社長)「稼働率は前期比プラス0.6%の71%となる見込み。2025年度、営業黒字を出すことができました。1億円程度を見込んでいる」
ファイターズが本拠地を移転した2023年度は、開業以来最大の6億5100万円の赤字となりましたが、2025年度は1億円の黒字となる見込みで、売上高も3期ぶりに20億円を超えるということです。
また、好調な業績もあり、札幌市に5700万円の寄付をしたということです。
その一方で、札幌市が稼働率を上げるために設けていた「ドーム活用促進費」は廃止されました。
これはドームでイベントを開く主催者に経費の5割から9割を補助するもので、2024年度はおよそ6000万円が支出されていました。
補助金がなくなることについて阿部社長はー
(札幌ドーム 阿部晃士社長)「補助をしてもらわなくても経営できる状態に変わってきたと認めてもらった証と感じている」
その上で利益拡大のために市内のホテルと連携して、国際会議や展示会などのMICEの誘致に力を入れていく方針を打ち出しました。
(札幌ドーム 阿部晃士社長)「札幌市内のホテルと連合でケータリングをしてもらって大型のMICEを取り込んでいく」
専門家は、黒字経営は大前提としながら、公共施設として市民に還元する役割も必要だといいます。
(北海道大学公共政策大学院 石井吉春客員教授)「子どもや若者が身近にドームでいろんなスポーツをやって、市民スポーツの殿堂として札幌ドームが生まれ変わることが大事なミッションだと思っている」
2期連続の営業黒字で勢いに乗る大和ハウスプレミストドーム。
利益の拡大と市民へのサービスのバランスをどうとっていくのか、今後の大きな課題です。
https://m.stv.jp/news/stvnews/kiji/st8dc4d3f9ec6d4a078f883459acd8af13.html
