2017年にスタートしたお笑い賞レース『THE W』が、今年は開催されないことを『スポニチアネックス』が伝えた。女芸人No.1を決める同大会だが、記念すべき10回大会を迎える前に実質的な「終了」になるようだ。
ゆりやんレトリィバァが初代王者に輝いた第1回大会では636組が参加し、回を重ねるにつれて参加者は増加。ニッチェが優勝した2025年大会では、実に1044組が参加するなど規模も大きくなった『THE W』は、ブレイクを目指す女性芸人の“登竜門”にもなったが……、
「視聴率はというと、オダウエダが優勝した2021年大会の8.9%以降から二桁に届かず。毎年、決勝ラウンドをゴールデンタイムで生放送してきた日本テレビですが、2024年で6.6%に落ち込むと、局内でも懐疑的な意見も上がっていたと言います。
THE W王者やファイナリストを日テレ番組内で積極的に起用するなど、女芸人の地位向上にも務めた同局ですが、その労力に見合う利益が見込めなかったのが実のところでしょう」
賞レース事情に詳しいエンタメライターが話すように、近年は業界内で打ち切り説も囁かれていたという『THE W』だが、2025年には大会を盛り上げるべく「起死回生の一手」も放っていた。お笑い史上初の『M-1』『R-1』の二冠を達成した、「霜降り明星」粗品を審査員に招いたのだ。
“身内”にも忖度ない、容赦ない発言で知られる粗品の起用は大会にとっても“諸刃の剣”。事前の告知動画でも「おもんない」「レベルが低すぎる」「日テレが血の海になったらすみません」と、それまでの『THE W』をコキおろし、本番当日には自身のコメントで場が荒れることも示唆。それでも視聴率につながると日テレは踏んだわけだ。
事実、本番でも「漫才になってない」「1秒も面白くない」と決勝ラウンド出場者にも容赦ないコメントを連発する粗品。優勝を決めて涙するニッチェを尻目に、「賞金1000万円にしてはレベルの低い大会やったと思う」とバッサリ切り捨てたのだった。
審査員を務めてもなお、優勝賞金「1000万円」には見合わない賞レースとする粗品だったが、それ以上に核心をついたのが、同じく審査員を務めた友近の発言。これまでも女芸人の“先駆者”として『THE W』審査員を幾度となく務めた彼女だが、今回は諸品に触発されたのか辛辣だった。
5度目のファイナリストとして出場した、“常連”の紺野ぶるまがネタを終えた後、
「こっちが面白いところをちょっと探そう探そうって一生懸命になることなく、面白いものを提供してくださったっていう感じで、安心して見ることができました」
本来、審査員や視聴者を含めて自ずと「おもしろい」笑わせるのが芸人であるはずが、友近曰く『THE W』では、見る側が「おもしろい」ところを一所懸命に探さなくてはならない、つまり「おもしろくない」女芸人ばかりの大会とも捉えられる発言。 自身も女芸人として一線で長らく活躍してきた、友近だからこそ出てきた『THE W』への提言だったのだろう。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/8b9c35e7bab8e05f6bdc0c5eacbd599959995344
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