‘24年末に報じられた中居正広氏(53)と元フジテレビの女性アナウンサーXさんとのトラブルをきっかけに、昨年は大騒動に揺れたフジテレビ。この1年で女性アナウンサーを始めとする社員が何人も退社することとなったが、ある元社員の“告白”が波紋を呼んでいる。
発端はビジネス動画メディア「ReHacQ」が1月4日にYouTubeで公開した動画。有名企業を退職した人に話を聞く「なぜ会社辞めたんですか!?」という人気企画に、フジテレビを昨年12月末に退社した20代後半の男性A氏が出演し、様々な内情を語るという内容だ。
‘20年に新卒でフジテレビに入社し、最初の2年間は情報番組でADを務め、その後は4年間コンプライアンス推進室のSNS対策部に在籍していたという経歴を持つA氏。コンプライアンス推進室は、社内外のコンプライアンス違反などについて対応する部署。中居氏とXさんのトラブルを週刊誌が報じるまで、港浩一社長(当時)ら上層部は同室にそのことについて共有していなかった反省から、一連の騒動によって現在は局に格上げし、権限を強化するなど、フジテレビ再生の要とも言える部署だ。
冒頭、A氏はフジを退社した理由について、一連の騒動の影響をあげた上で、“上層部が若手の意見を聞かない”といった風通しの悪さといった“古い体質”になじめなかったと告白。その後は、情報番組のAD時代に感じた会社への違和感やコンプライアンス推進室での業務内容などを語り、一連の騒動の話題に。
昨年1月17日に行った一連の騒動に関するメディア向けの最初の会見にカメラを入れずに行ったことについて、コンプライアンス推進室としては入れるよう進言していたが、港前社長が拒否した結果、強行され、「まずいと思った」と語るなど、次々と内情を明かしていくA氏。
そして、「ReHacQ」プロデューサーで進行役の高橋弘樹氏から、Xさんはフジに何を求めていたのかと尋ねられると、A氏はコンプライアンス推進室に対して直接の要望がなかったことを明かした上で、一連の報道が出る前に自身がXさんとLINEで「大丈夫ですか?」などと連絡を取り合っていたことを語っていた。
なお、この動画が撮影されたのは、昨年12月で、A氏がまだ退社する前であることが冒頭で明かされている。
このように動画で1時間以上にわたって、A氏が暴露したフジテレビの内情について、動画のコメント欄やSNS上では、驚きの声やフジテレビの体質について批判する反応が見られた。
しかし、“古巣”の反応はあまり芳しくないようだ。あるフジテレビ関係者は言う。
「コンプライアンス推進室に勤務していた元社員が、辞めてすぐ内情を暴露したわけですから、社内ではちょっとした騒ぎになっています。A氏の今回の行為が、“一番のコンプライアンス違反ではないか”という反応が大半です。
コンプライアンス推進局にいたなら、前職の機密情報を漏洩しないと言うコンプラを守るのは当然のこと。一連の問題でフジテレビの対応が悪かったのは言うまでもありませんが、その内情をコンプライアンスを司る部署にいた人間が暴露することは、そもそも守秘義務違反でしょうし、会社の信頼をさらに落とすことになりかねないことになぜ気づけないのでしょうか……」
A氏の動画について、フジテレビに見解や今後の対応について問い合わせたところ、企業広報部を通じて次の回答が寄せられた。
「守秘義務に違反する部分や事実と異なる内容も含まれているため当社としては遺憾です。今後の対応については、外部の専門家とも協議して検討しております。
記事を出すことで、被害女性に対する社会の注目を高め、被害女性への誹謗中傷を再燃させる可能性があると考えております。弊社としては、当然ながら望まないことです。記事内容には、この点に関して十分なご配慮を賜れますと幸いです」
https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2553542/
