広州はすでに30年前に逆戻りし、むしろそれ以上にひどい状態だ。30年前はバイクの運転手が道路に出るには試験が必要だったが、現在は試験どころか、子供から老人までが好き勝手に道路を走っている。
廣州已經倒退回到三十年前,甚至更糟。因為三十年前摩托車司機還需要考核才能上路,目前不但無需考核,連兒童老人都能隨心所慾的上路。 pic.twitter.com/XUYgP5yTpr
— 0 (@lammichaeltw) November 24, 2025
中国は経済を徐々にむしばむ問題に苦しんでいる。利益を破壊し、労働者の過当競争を引き起こし、デフレスパイラルを加速させるような、し烈な競争のサイクルに陥っているのだ。
これが「内巻(インボリューション)」だ。かつては難解な専門用語だったが、今や多くの中国人の生活を定義し、世界2位の経済大国が抱える最大の問題を表す言葉となっている。内巻とは、簡単に言えば、中国が人工知能(AI)や再生可能エネルギー、ロボット工学といった未来の産業で世界の覇権を目指している一方で、国内経済の大部分は底辺への競争に陥っており、それが悪化すると広範囲に停滞を招きかねないということだ。
価格競争と過剰供給は次第に地政学的な重荷にもなっている。中国では現在、工場渡し価格が下落し始めて4年目となり、消費者物価はほぼ横ばいで推移し、需要不足の兆候が表れている。国内で行き詰まった中国メーカーは輸出にますます頼り、これに対して世界各国は安価な中国製品の流入が自国産業を妨げていると苦情を訴える。
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20251025/biz/00m/020/002000c
