「もう限界に近い」燃料不足にいら立つロシア市民、モスクワでも給油待ちの長い列
ロシアではクリミアや南部地域だけでなく、首都モスクワにまで燃料不足を訴える住民の声が広がっている。ウクライナによる度重なる攻撃が原因だ。
ロシアのほぼ全域でドライバーが購入できる燃料の量が制限され、特にロシア占領下のウクライナ全域、ロシア南部の大半とシベリアでは厳しい制限が課されている。
モスクワに公式な購入制限が導入されていないが、一部のガソリンスタンドは閉鎖され、別の場所では長い行列が見られる。モスクワ市民のマリアさんは「ガソリンがまったくないスタンドもあり、3カ所続けて品切れということもある。待ち時間は30分のこともあれば、1時間や2時間のこともある。運次第だ」と話していた。
プーチン大統領は28日の閣僚らとの会合で、ウクライナによるドローン(無人機)攻撃が一部の地域で燃料不足を引き起こしたことを認めたが、ロシアはこれに対処していると強調した。
ロシアが併合したクリミアでは、ウクライナがここ数週間にわたってロシアの軍事行動を妨害するための作戦の一環として補給路への攻撃を続けている。
現地の当局は一般車両への燃料販売を停止し、勤務時間を短縮したほか、公共交通機関やカフェの営業時間を削減した。
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