彼女はバド・ライトのマーケティング副社長アリッサ・ハイナース。彼女はバド・ライトは時代遅れだから包括性が必要と訴え、2023年にトランスジェンダーを広告に起用し大炎上。シェアは半分近く低下し工場閉鎖。今も売り上げは低迷中。一方、彼女は可憐に転職という。pic.twitter.com/5yRfeseQKl
— 髙安カミユ(ミジンコまさ) (@martytaka777) December 12, 2025
ビール大手アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)の主力ビール「バドライト」が、米ビール市場で売上3位に転落した。代わって、低カロリービールブランドの「ミケロブ・ウルトラ」が2位に浮上。首位は、酒類販売大手コンステレーション・ブランズの「モデロ」が維持している。
バドライトは2023年、トランスジェンダーのインフルエンサー、ディラン・マルバニーとの協業を理由に不買運動を起こされて売上トップの座から陥落したが、この影響が依然として続いていることが改めて浮き彫りになった。
不買の呼びかけから1年以上が経過した現在も、バドライトはシェアを失い続け、競合ブランドの売上は増加している。
7月6日までの4週間で、米ビール市場はモデロが9.7%でリードし、ミケロブ・ウルトラが7.3%、バドライトが6.5%、コロナ・エキストラが5.8%で続いた。
この4週間には米独立記念日(7月4日)が含まれていて、ビールブランドの年間業績に大きな影響を与えると米紙ウォールストリート・ジャーナルは報じている。
バドライトの売上が減少する一方で、ABインベブの他ブランドであるミケロブ・ウルトラやブッシュライトはこの4週間で売上を伸ばした。ただし、同社の株価は年初来4%下落している。
昨年の騒動後、バドライトが失った米国でのビール売上高は14億ドル(約2202億8000万円)に上る。ABインベブの企業価値は270億ドル(約4兆2500億円)以上目減りし、米市場シェアは半減した。これは主に、米小売業者がバドライトの棚面積を最大7.5%削減したことが原因だ。
https://forbesjapan.com/articles/detail/72495
