グーグルマップで閉業になった中華店に確認にきたら看板出てて店主に声をかけて着席。しかし店主がずっとライターをカチカチし続けてるだけで進まない。どうしたものかと思ってると近所の人が俺に「もう閉めたんだけど店主はまだやってるつもりなんですよ」と教えてくれた。おお… pic.twitter.com/78JHUQe2Cj
— 真人@階段巡りツイッター (@kaidanmeguri) June 20, 2026
静岡県焼津市の路地裏に位置する一軒の中華料理店。Googleマップ上ではすでに「閉業」として登録されているこの店に、階段巡りを趣味とする投稿者・真人さん(@kaidanmeguri )が確認のため訪れたところ、意外な光景が広がっていた。店内に入ると、カウンター席に着席した投稿者に店主の高齢男性が応対。ところが注文を待つ間、店主はライターをカチカチと鳴らし続けるだけで、料理の準備に取りかかる様子はない。戸惑う投稿者に、近所の住民がそっと声をかけた。
「もう閉めたんだけど、店主はまだやってるつもりなんですよ」。
カウンターに置かれていた「出前中」の札を裏返すと、裏面には「閉店しました」の文字が。店主は毎日この札を裏返しては、かつての日常を繰り返しているようだったという。投稿者は「ラーメンは食べられなかったが、来てよかった」と記し、店主の姿に静かな敬意を表した。
このエピソードはSNS上で大きな反響を呼んでいる。似たような高齢者の習慣継続の体験談が相次ぎ、「仕事が生きがいだったのだろう」「認知症の常同行動かもしれないが、穏やかで切ない」との声が寄せられている。中には、近所の駄菓子屋や和菓子店で同様の光景を見たという投稿もあり、老いや喪失、生きる意味をめぐる共感が広がった。
