1:名無しさん




‘シナノゴールド’は、長野県果樹試験場で育成された黄色いリンゴの栽培品種である。‘ゴールデンデリシャス’と‘千秋’の交配によって作出され、1999年に登録された。果実はやや大型で黄色、果肉は果汁が多く、甘味・酸味ともにある。秋映、シナノスイートとともに長野県で作出された「りんご三兄弟」とよばれる。イタリアでは、‘yello’という商標で商業栽培されている。

2007年、長野県はイタリア南チロルの生産者団体VOGとVI.Pの2団体と「品種シナノゴールドに関する利用許諾契約」を締結し、現地でのシナノゴールドの試験栽培がスタートした。

2011年に試験栽培の状況を確認した結果、果実の外観がきれいで、品質・貯蔵性に優れ、食感とジューシーさに関し大変すばらしいとの評価を消費者から得たことから、2014年に商業栽培段階へと移行した。 その後、2016年品種シナノゴールド及び商標に関するライセンス契約を締結した。許諾商標は「yellow(黄色)」と「hello(ハロー)」からなる造語である「yello」とし、黄色が持つ明るく楽しいイメージを連想させ、20代から30代の若者世代をターゲットとしている。商品名の「Shinano Gold」は販売時に包装容器等に記載される。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%83%8E%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89