1:名無しさん




当店は二本松藩の藩主にご愛顧頂いた御用達の店です。江戸時代より伝統を崩さずに昔ながらの製法で薪を焚き、丁寧に火加減を見ながら羊羹や餡を煉っております。
ご愛顧頂いた本煉羊羹は、外側は砂糖が結晶化して固く、中は滑らかな口当たりで、上品な甘さと小豆の風味が広がります。
玉羊羹は、昭和12年県から慰問用の羊羹開発の要請により誕生しました。ゴム容器に入れた羊羹を発案し、「日の丸羊羹」という商品名で、いつまでも出来立ての味を保つ羊羹を開発し発売へとこぎつけました。しかし太平洋戦争と共に、良い素材の確保が困難となり、玉嶋屋は一時廃業し、日の丸羊羹は途絶えました。
終戦後、小豆の統制が解除することとなり再開業し、玉嶋屋の「玉」と丸い玉を掛けて「玉羊羹」として新たに売り出しました。
現在では愛される郷土のお土産の品として親しまれております。

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