1:名無しさん




 2023年に神奈川県・大磯町立小学校の校長(当時)がいじめの加害を主な理由として、児童に3週間の「校長室登校」を命じていたことが分かった。児童は翌日から不登校になり、復学せずに卒業した。町教育委員会は22日、「不適切だった」と認めた。校長はすでに依願退職している。

 21日の町教委定例会で報告された。校長室登校は授業も給食も校長室で過ごす内容で、校長は当時「様子をみて、3週間後は教室に来てもいい」と児童に指示した。児童は「嫌だ」と訴え、保護者も「やめさせてほしい」と不服を申し立てたという。

 この児童は一度も校長室登校をしていない。不登校になった後、新学年になってから町の教育支援室に通った。教育支援室は小学校と中学校の教諭が1人ずつおり、個別に支援しながら小集団活動や教科学習を…

https://www.tokyo-np.co.jp/article/430512

 

 

大磯町いじめ対応の経緯

2022年

・小学校高学年の男児が、悪質ないじめを継続的に受ける
・年末、被害児童は転校を余儀なくされた
・学校や教育委員会は当時、必要な措置を取らなかった

2023年4月14日
・被害児童の保護者が町に情報開示を請求
・教育委員会は同日に一転して「重大事態」と認定

その後の対応
・加害児童は「校長室登校」とされた。
・しかし校長は「様子を見て、3週間後には教室に戻ってよい」と指示
・実際には、加害児童は一度も校長室登校をせず、不登校に
・新学年になってから町の教育支援室に通い始めた

2025年8月22日

・府川陽一教育長が「校長室登校の指示は、教育者として不適切だった」と認めた。

 

 

・2018年の文部科学省の方針

「いじめられた児童生徒が安心して学習その他の活動に取り組むことができるよう,必要に応じていじめた児童生徒を別室において指導することとしたり,状況に応じて出席停止制度を活用したりして,いじめられた児童生徒が落ち着いて教育を受けられる環境の確保を図る。」