オリジン東秀の「独り勝ち」のワケは?
持ち帰り弁当専門店が軒並み店舗数を減少させ、売り上げもダウンする逆風にさらされている。
かつて業界をけん引した「ほっかほっか亭」(ハークスレイ)の店舗数は、コロナ前の約900店舗規模から、2026年初頭には約2割も縮小し、780店前後になった。業界首位の「ほっともっと」(プレナス)も、2022年2月期の2488店舗から足元では2423店舗(2026年4月末時点)まで減少が続き、直近の月次売り上げも前年比97%台と苦戦を強いられている。
そんな中、じわじわと業績を伸ばしているのが、イオン傘下の「オリジン東秀」だ。2026年2月期の売上高は530億円に達した(店舗数は540店舗2026年2月末現在)。さらに「2026年度、600店・600億円体制」という成長戦略を突き進んでいる。
そこで、なぜ今、中食業界でオリジン東秀の独り勝ちが起きているのか。その背景には、時代遅れとなりつつある「昭和の成功体験」からの脱却と、競合たちの死角を突く緻密な戦略があった。
弁当専門店は無駄に待たされる?押し寄せる「即食」の波
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