1:名無しさん


試作483品を完成させたのに白紙…予約殺到の万博くら寿司「70種の世界料理」開発者が記憶が飛ぶまで飲んだ夜

「パビリオンより予約が取れない」と満席が続く、くら寿司大阪・関西万博店。本格的な味わいの世界の料理70種類を各300~320円で提供している。同社商品開発部の中村重男さんは「実は最初は161カ国の料理を3つずつ、合計483メニューという企画だった」という――。

「社長が打ち出したのは『(万博に出展予定だった)161カ国につき3メニューずつ、計483品』というコンセプト。そもそも知らない国ばかりで、世界中の国と名物料理をリスト化するところから始めなければなりませんでした。もちろん情報だけがあってもメニュー開発はできません。実際に各国の料理店に行ったり、レシピを調べて自分でつくったりしながら味を調査。開発部の他のメンバーからもアイデアを募りながら開発していきました」(中村氏)

■メニュー開発担当者が483品を考案した後、企画が白紙に

メニュー開発時には必ず経営陣に試食してもらって最終的な承認を得る。ただ、483皿はさすがに一度にまとめて試食できない。試食会は8回に分けて実施。どれも自信作で、試食した経営陣からの評価は高かった。ところが、最後の最後で企画自体にNGが出た。

「各地の料理は個性的なのですが、それをシャリの上に乗せて寿司の形にすると違いがわかりづらく、『これさっき食べなかった?』となってしまう。味付けも南アジアの地域はカレー味が多く、違いを出しづらかった。それらを指摘されて、寿司にアレンジすること自体が取りやめになりました。自分ではやり切ったつもりでいたので、仕切り直しを告げられたときはショックでしたね。その夜は記憶なくなるまで飲みました(笑)」(中村氏)

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