1:名無しさん

 



SDGsと人権|SDGsの根底には人権の尊重がある

SDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットで策定された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」に掲げられた、2030年までに世界が達成すべき17の目標(ゴール)です。

SDGsの究極的な目的は「誰一人取り残さないこと」「すべての人々の人権を尊重すること」であり、2030アジェンダでは、導入部において人権に関して以下のように宣言されています。

8.(目指すべき世界像)我々は、人権、人の尊厳、法の支配、正義、平等及び差別のないことに対して普遍的な尊重がなされる世界を思い描く。人種、民族及び文化的多様性に対して尊重がなされる世界。人間の潜在力を完全に実現し、繁栄を共有することに資することができる平等な機会が与えられる世界。子供たちに投資し、すべての子供が暴力及び搾取から解放される世界。すべての女性と女児が完全なジェンダー平等を享受し、その能力強化を阻む法的、社会的、経済的な障害が取り除かれる世界。そして、最も脆弱な人々のニーズが満たされる、公正で、衡平で、寛容で、開かれており、社会的に包摂的な世界。

19.(人権)我々は、世界人権宣言及びその他の人権に関する国際文書並びに国際法の重要性を確認する。我々は、すべての国が国連憲章に則り、人種、肌の色、性別、言語、宗教、政治若しくは信条、国籍若しくは社会的出自、貧富、出生、障害等の違いに関係なく、すべての人の人権と基本的な自由の尊重、保護及び促進責任を有することを強調する。

https://www.asahi.com/sdgs/article/15216166