1:名無しさん




日本で広く親しまれているシティサイクル、いわゆるママチャリの価格帯は、一般的に2万円から3万円程度が相場とされています。ごく安価なモデルであれば1万円台で手に入ることもありますが、これは最低価格帯にあたります。反対に、ブリヂストンやパナソニックといった有名メーカーの製品になると、4万円以上の価格がつくことも珍しくありません。

かつては1万円以下のママチャリもホームセンターなどでよく見かけましたが、最近ではそうした激安価格帯のモデルは減少傾向にあります。その背景には、原材料費の高騰や製造コストの上昇、安全基準の強化などがあり、全体として価格帯がやや上がってきているのです。

値段の違いは機能や品質にもはっきりと現れます。たとえば1万円台の安価なママチャリは、車体が重く、変速機が付いていないことが多いため、坂道や長距離での走行では疲れやすいと感じるでしょう。また、ライトが手動のダイナモ式であることが多く、漕ぐたびに重く感じるという声もあります。

一方で、3万円台以上になると、車体が軽量アルミフレームだったり、オートライトが標準装備されていたりと、日常使いにおける快適性が大きく向上します。また、耐パンク性に優れたタイヤや、滑らかな変速機構が搭載されているモデルもあり、通勤通学といった実用的な用途に対しても長く安心して使える仕様になっています。

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