元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(56)が28日、ABCテレビ「newsおかえり」(月~金曜午後3時40分)に出演。高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁を巡り、中国外務省が日本への渡航自粛を呼びかけるなど、日中関係は急速に悪化の一途をたどっていることに言及した。
高市氏の中国に関する存立危機事態発言について「失言だと思う」と述べ、一方で「まだマシだった。これが武力衝突か何かの本気のところで前のめりになったらとんでもないことになる」と指摘した。
悪化する日中関係で一部のホテルでは中国団体客のキャンセルが相次いでいる。社員を休ませている旅行代理店もある。橋下氏は「この件で多くの人はマイナスのことがないから高市さんがんばれと言うけど、政治家の失言で一部の人でも仕事がキャンセルになったり、仕事がなくなってしまうことを、われわれは認めてもいいのかな」と疑問を呈した。
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