1:名無しさん




その後は、Amazon.comをはじめとするインターネット通販の台頭や、ウォルマート・ストアーズなど大型量販店の安値攻勢に押され業績不振に陥り、2017年9月18日に連邦倒産法第11章(日本の民事再生法に相当)の適用をバージニア州リッチモンドの裁判所に申請。店舗およびウェブサイトを通じた営業は全世界でそれまで通り続けていた。トイザらスの債務総額は2017年4月末時点で52億ドル(約5,800億円)[2]。

しかしスポンサーは結局見つからず、2018年3月15日に再建を断念し、アメリカでの事業を清算することを連邦破産裁判所へ届け出るとともに、米国内の735店舗はすべて閉鎖することを決定した[3]。最終的な負債は日本円にしておよそ350億円、その時点での従業員は3万3,000人であった。そのわずか1週間後の3月22日、創業者のチャールズ・ラザラスが94歳で死去。同年6月29日、最後まで残っていた200店舗が閉店した。

2019年1月、「なじみのブランドで、また子どもたちにおもちゃを届けたい」という願いから、アメリカのトイザらスで30年以上働いていた元社員らが新会社を設立し、ブランドを引き継いで復活させた[4]。同年末までにニュージャージー州とテキサス州で実店舗を開業したが、2020年に入ると新型コロナウイルスの感染拡大に伴い業績不振が深刻化、2021年1月には両店舗は閉鎖に追い込まれた。会社側は、集客が見込める新しい立地および施設へと店舗戦略の軸足を移すことを説明している[5]。その後2022年にはメイシーズと提携し小型店舗を展開。大型店舗も順次展開している[6]。

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