台湾の連鎖回転寿司店「くら寿司(藏壽司)」で、高校生の女子生徒らが食べ残した毛豆(枝豆)を皿の専用回収口に無理やり詰め込み、設備を詰まらせる行為を撮影してSNSに投稿した事件が明るみに出た。行為は台湾国内で強い批判を浴び、所属高校は声明を発表し、本人と保護者が店側に謝罪したことを明らかにした。警察への届出も済ませ、校則に基づく懲戒手続きを進めるとしている。
事件は9月6日頃、台北駅近くのくら寿司館前店で起きたとみられる。動画では、複数の女子生徒が食事中に毛豆を回収口に次々と押し込み、「どうするの」「早く下がって」などと騒ぎながら撮影を続けている様子が確認できる。投稿時には「私たち、Threadsで公審されるかな」といった冗談めいた文言も添えられていた。
この映像がThreadsなどのSNSで拡散されると、台湾のネット上では「店の業務を妨害している」「衛生上問題がある」「公共の場での非常識」との厳しい指摘が相次いだ。一部では当事者側から当初の謝罪に加え、批判する人々への反発的な発言も見られ、批判がさらに強まるきっかけとなった。
所属高校はこれを受け、公式声明を出した。声明では「本校は決してかばわない。ネット上の言論に圧力をかけたり削除を求めたりもしない。生徒は自身の言動に対し、社会的・法的責任を負うべきだ」と明言。具体的な対応として、
・生徒が保護者同伴で店を訪れ、直接謝罪し今後の対応を協議したこと
・派出所で届出を済ませ、警察・司法機関に委ねたこと
・校則に基づき賞罰委員会を起動し、厳正に処分する方針であること
・法治教育や衛生教育を併せて実施し、道徳観・法意識を強化すること
を挙げた。また、影響を受けた店と社会に対し深く謝罪し、全校で日常生活教育を徹底するとした。
新北市教育局も、保護者が生徒を連れて店側に謝罪したことを確認し、学校に対して心理的な配慮と品德・法治教育の強化を指示したと明らかにした。くら寿司側は行為を厳しく非難したうえで、設備の点検・修理を進め、保護者と賠償について協議する方針を示した。
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