日本の最果てに存在する、サンゴ博物館の廃墟。
— 腐乱 (@ruins_flan) June 26, 2025
さすがにアクセス悪すぎて観光客来れないよ、、、 pic.twitter.com/NiEUrszZyi
南国の観光地に眠る異形の廃墟 —— 土佐清水「旧・サンゴ博物館」
高知県西部・土佐清水市の名勝「竜串海岸」。その絶景を目当てに訪れると、不意に現れるのが異様な存在感を放つ建物。赤と緑を基調とした、まるで中国建築のような外観の「旧・サンゴ博物館」だ。
鉄筋コンクリート造の一部3階建て、現在は廃墟となり、壁はツタに覆われ、屋根には雑草が生い茂る。海と風、そして強い日差しの中で、豪華な意匠を残したまま静かに朽ちていく姿は、どこか幻想的ですらある。
この建物は1973年(昭和48年)に開業。かつては1階にレストランや売店、2〜3階にはサンゴに関する資料や工芸品などを展示する博物館機能を備えていたという。展示の目玉は、サンゴで精巧に作られた「名古屋城(30分の1スケール)」や、実物大のトラの像。サンゴの産地である高知ならではのPR施設だった。
しかし、2009年ごろまで営業していたものの、その後は経営不振により閉館。近隣住民に聞いても、詳細な事情はわからず、建物だけが観光地の真ん中で時を止めている。
https://note.com/michio_mayer65/n/n8f6da7074e66

