「韓国製のスマホが中国市場で売れない」という嘆き節が韓国メディアに出ているのですが、Money1でもご紹介してきたように、これは今に始まったことではありません。
すでに韓国製のスマホシェアは1%を割って久しく、よく耐えている方です。
もう『LG電子』がスマホ事業から撤退していますし、『サムスン電子』製スマホの中国市場シェアの推移を見ると以下のようになっています。

上掲が中国市場における『サムスン電子』のスマホのシェア推移ですが、2013年には約20%あったシェアが2020年には0.6%まで下落しました(『ストラテジー・アナリティクス』のデータを引用してグラフ化)。
中国市場では韓国企業のブランド力は通用しなくなっています。
今になって韓国メディアの記事になっているのは、「『サムスン電子』製5G対応スマホが中国市場で売れていない、悔しい」という嘆き節です。<中略>
このTop20の中に『サムスン電子』の機種はありません。
記事では「業界の一部では『サムスン電子』が中国市場で競争力を失ったのではないか」と書いていますが、「ではないか」ではなく、失った(過去形)――が本当でしょう。
また、『サムスン電子』という一個の企業の問題ではなく、「韓国製というブランド自体」が中国市場での競争力を失っているのです。
「中国は放棄できない市場」と書いていますが、奪還する可能性は恐らくゼロです。そして、スマホと同じシェア喪失の道を自動車がたどりつつあります。
全文はこちら
https://money1.jp/archives/94786
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