ウェールズではペットフードを食べるほど生活がひっ迫
今回、最新の「国勢調査データ」が発表されたが、イギリス南西部、ウェールズの首都カーディフに、最も貧困な地域が6か所も集中していることがわかった。
カーディフ東部で、食料貧困を減らすことを目的とし、住民に手頃で入手しやすい食料と生活必需品を提供する「The Pantry」プロジェクトを行っている地域労働者マーク・シードさんは、 物価高の厳しい現状を目の当たりにして、衝撃を受けたと話している。
>「食材が買えなくてペットフードを食べたり、ラジエーターやキャンドルで食べ物を温めたりしている人が存在するという厳しい事実を目の当たりにしました。 涙ながらに彼らが語る話を聞くと、本当にショックです。
>貧困の立場にある人々は、声を上げるのは簡単ではありません。 インフレ上昇の結果として、政策は貧困地域といった場所ではなく、困難な家庭の人々に必要な支援が与えられるよう、人に焦点を当てるべきです。」
クリスマスは3人に1人が祝う余裕なし
イギリスでは、牛乳やバター、チーズ、肉、パンなどの家庭の必需食料品の価格は、先月最大 42% 上昇した。これは、1980 年以来の最高値だという。
こうしたコストの上昇により、平均的なイギリスの世帯が今年支払う光熱費は 88.9%も上回ると推定されている。
また、今年の終わりまでに、平均的な家族がスーパーなどで食材を購入するのに、去年よりも380ポンド(約63000円)多い4,960 ポンド(約82万円)を費やすことになるだろうとも言われている。
さらに、クリスマスまでもうすぐだが、今年の冬は七面鳥や鳥の不足も相まって、3人に1人がクリスマスにお金をかける余裕などなく、 プレゼントの費用も3 分の 1 以上 (36.3%) 削減することを予定している人がほとんどだということだ。
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https://karapaia.com/archives/52318211.html
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