大福食いたい奴はアサイーボウル食いたくないし、アサイーボウル食いたい奴は大福食いたくないと思う。 pic.twitter.com/le1h7EbOOd
— 古森もぐ (@f_mog25) September 28, 2025
アサイーボウルは、ブラジル生まれの人気デザートです。ベースとなるのは、栄養価の高さで知られるアサイーのスムージー。その上にキウイやバナナ、イチゴといったフルーツや、グラノーラなどのシリアルをトッピングして仕上げます。彩り鮮やかで、見た目にも華やかな一品です。
そもそもアサイーの原産地であるアマゾンでは、現在のようなスイーツではなく、主食やおかずとともに食されてきました。お椀にアサイーのピューレを入れ、キャッサバ芋を炒って粗挽きにした粉「ファリーニャ」をふりかけ、川魚のフライやエビのソテー、干し肉などを添える――そんなスタイルが一般的だったのです。砂糖やタピオカを混ぜ、エネルギー源として日常的に口にされていました。この食べ方は「アサイー・ナ・チジェィラ(お椀の中のアサイー)」と呼ばれています。
やがて2000年頃になると、アサイーが都市部へ運ばれるようになり、そこから大きな変化が訪れます。従来の「お椀スタイル」はそのままに、アサイーがスムージーへと姿を変え、フルーツやグラノーラをトッピングしたデザートへと進化しました。この新しい形は「Açaí Bowl」として英語に訳され、世界へ広まっていきます。ハワイではすっかり定番スイーツのひとつとして定着しました。
日本にアサイーボウルが紹介されたのは2000年代後半のこと。2010年代に一度大きなブームとなり、2020年代には人気が再燃しています。
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