実家は「永谷園」創業家~ダメダメ社員が「大人カワイイ」カフェを起業するまで
世界一かわいい女子会――。そんな世界観を全面的に打ち出したカフェを東京・表参道で運営し、女性たちを魅了している永谷佳代子さん(36)。起業したきっかけは、自分が生まれた意味を見つけたかったからだという。
夢も目標もなく、お手洗いで2時間昼寝~1年で会社辞めた
大学卒業後、大手飲料メーカーに就職したものの、当時の私には夢も、目標もありませんでした。仕事中、お手洗いに籠もって2時間昼寝したことも。「ダメダメ社員」でした。
「このまま人生を終えたら後悔する」と、次にやりたいことも見つからぬまま、1年で退社しました。
実家は食品メーカー「永谷園」の創業家で、そのおかげで周りから大事にしてもらえることが多かった。何の肩書もなくなり、「私は特別」と思ってきたのは勘違いだったと気づき、落ち込みました。
「私にしか作れない価値って何だろう」。それを見つけて頑張れたら、自分の存在を認めることができるかもしれない。行き着いた先が、カフェ経営でした。
暇な時間でカフェ巡りと海外旅行~父に借金してカフェ開業
https://news.yahoo.co.jp/articles/c35dd16c581465795cc09951515566398fe766d3