フランスのデモに対する日本での認識の解像度の低さに驚いている。 初めっから「極左が」「移民が」「ムスリムが」などと言っている人たちは論外だから置いておくとしても、日本のSNSでの反応を見ていると、そもそもデモという行為自体をよく思っていない人が少なくないことがよく分かった。 10月17日にはフランス全土で55万人(内務省発表)、主催者発表では80万人もの人たちが街に出た。 これだけの高校生や一般市民が声を上げているのに、なぜ彼らが怒っているのか、何を求めているのか、そこに関心を持とうとしないのだろうか。 もちろん破壊行為は容認しないし、被害を受けた人たちの苦しみも軽視しない。 でも、それと政府への怒りは別の話だ。 多くの人々が抗議しているのは、教育環境の悪化や生活の困窮、社会の不平等に対してだ。 破壊行為を批判することと、人々の暮らしや尊厳を傷つける構造的な暴力を続ける政府の責任を問うことは矛盾しない。 これだけ多くの人が声を上げている理由に、もっと目を向けるべきだと思う。
— Miya Hakuyo (宮 白羊) (@MiyaHakuyo) October 19, 2026
パリで10周年を迎えた事業を営む日本人の宮白羊氏(@MiyaHakuyo)は19日、自身のX(旧Twitter)で、10月17日にフランス全土で行われた大規模デモに対する日本国内の認識の薄さを厳しく指摘した。
氏によると、内務省発表で約55万人、主催者発表では約80万人が街頭に繰り出したこのデモには、高校生を中心とした学生や一般市民が多く参加。教育環境の悪化(教員不足や施設の劣化)、生活の困窮、社会の不平等に対する怒りが主な動機だったという。
日本のSNS上では「デモそのものをよく思わない」反応や、破壊行為ばかりを強調する声が目立つと氏は指摘。「破壊行為は容認しないし、被害者の苦しみも軽視しない。しかし、それと政府への怒りは別の話だ」と強調した。
氏は「これだけの人々が声を上げている理由に、もっと目を向けるべきだ」と訴え、構造的な問題への関心を促している。投稿には「FUCK CAPITALISME!」と書かれたプラカードを掲げる抗議者の写真が添えられていた。
