ヤマダ電機が地方に立派な箱を建てすぐ閉店させることで、他の有名チェーンの低コスト地方出店を実現させる事例、ちょこちょこ見かけるが、ヤマダ電機によるCSR活動だと思う。 pic.twitter.com/6EqJQefuzR
— wb (@keishiiiiiy) June 2, 2025
ヤマダ電機の「失敗」は必然だった 大量閉店に追い込まれた茨城を行く
茨城県南部の土浦市。上高津にあるイオンモール土浦は市内最大の商業施設だ。週末には3000台以上もの駐車場がすべて埋まるほど、多くの買い物客で賑わう。その隣接地にヤマダ電機が「テックランド土浦店」をオープンしたのは2013年秋。周囲はイオンモール以外はほとんど何もない場所だが、モールに集まる買い物客の取り込みを狙った。
モール隣の土浦店、わずか1年半で閉店
当時、土浦市内では、ライバルのケーズデンキが売り場面積6000平方メートルの土浦真鍋店を2013年2月にオープン。ヤマダはこれに対抗すべく、計画途中だった土浦店の設計を急きょ変更し、売り場面積を当初計画より4割近く大きな5000平方メートルにして出店した経緯がある。
ところが、ヤマダのテックランド土浦店は閑古鳥が鳴き、今年5月末に営業を終了した。
閉鎖から3週間近く経った6月中旬の週末に、現地を訪れた。雨にもかかわらず、イオンモールの駐車場は車で満杯。買い物に来ていた50代の女性に話を聞くと、「えっ、潰れちゃったの?」と、閉鎖したことさえ知らなかった。
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