「もはやBPO案件ですよ。実際、電話メールなどで、問題放送を指摘する連絡が多数、届いているようですよ」<中略>
3つの過ちとされる失言をあらためて振り返る。
《僕は演出側の人間としてテレビのディレクターをやって来ましたから、それはそういうふうに作りますよ。政治的意図がにおわないように制作者としては考えますよ。当然、これ、電通が入っていますからね》
放送の翌日、玉川氏は、電通が関わっていなかったことを謝罪。白旗を上げた。
「電通というのはテレビ局にとって最も大切で敏感な部分。何の根拠もなくそこに責任をなすり付けた発言で、テレビ朝日内部でも、玉川批判の声がささやかれています」
電通の名前を、誤報的に出したことが、1つ目の罪。そこには2つ目の罪も含まれているという。
「そもそも“玉川発言”は、東京五輪で元電通幹部が逮捕されたことで、世間の電通イメージが悪化しているという空気を読み、それに便乗しようとしたもの。電通=悪、という刷り込みをさらに無責任に拡大流布しようとしたことはあまりにも質が悪い。フェイクニュースならぬフェイクコメントですよ」
電通の悪イメージの固定化に、まぎれもなく“玉川発言”が加担した。
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