1月27日に公開された、木村拓哉(50)の主演映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』(以下『L&B』)が、公開最初の3日で37万人を動員し、興行収入4億9000万円を記録した。1月30日に配給元の東映が発表した。
1月27~29日の興行収入では、もちろん同作が1位を獲得したが、芸能記者はこの成績について、物足りなさを感じたという。
「もともと東映70周年記念作品として、『総製作費20億円の超大作』という触れ込みだったんです。織田信長を演じる木村さんに対して、ヒロイン・帰蝶役を演じるのが綾瀬はるかさん。スタッフも『るろうに剣心』シリーズなどでメガホンを取った大友啓史監督と、NHK大河ドラマ『どうする家康』を執筆中の脚本家・古沢良太氏といった面々が参加していました。それにもかかわらず、最初の3日で興行収入5億円にも届かないとは……」
そう思われても仕方あるまい――。創立70周年に相応しく、ノリにノッている東映は2022年8月に公開した『ONE PIECE FILM RED』(以下、『ワンピース』)と同年12月に公開した『THE FIRST SLAM DUNK』(以下、『スラムダンク』)が大ヒットを続けているからだ。
「『ワンピース』は公開最初の2日だけで興行収入22億円超え。『スラムダンク』も最初の2日で興行収入約13億円というスタートだったんです。
しかし、『L&B』は1日長い期間で集計して、興行収入は先の両作品の半分にも届いていません。“超大作” としては非常に厳しいスタートになったのは間違いありません」(前出・芸能記者)
1月後半という公開時期は不利だったのかもしれないが、決して『L&B』の公開が話題にならなかったわけではない。
2022年11月、キムタクが “信長” として参加した「ぎふ信長まつり」は、来場者が約62万人に及び、メディアジャック状態に。キムタク自身、公開直前、民放各局の番組に出演して宣伝をおこなっていた。
「これだけ前々から精力的に木村さんが主演映画の告知をしているのは珍しいと思ったのですが、もしかしたら、同じ事務所の “ライバル” の存在に焦りがあったのかもしれませんね」
全文はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcca66ac5ce3e49650e831629a31d6df789ba504

