「この国を滅ぼしたくない」石破首相の変わらぬ続投意思 背景にポピュリズムへの対抗心
参院選で惨敗し辞任圧力にさらされる石破茂首相(自民党総裁)は今も続投の意思を崩していない。背景にあるのはポピュリズム(大衆迎合主義)への対抗心だ。さらに、党再生のために自ら政治改革を断行すべきだとの思いに傾き、秋の臨時国会で政治資金制度改革に道筋をつけたい考えだ。ただ、その思いへの共感は広がっていない。
「俺はこの国を滅ぼしたくないんでね」。今月上旬、首相は周囲にこう語った。石破降ろしが吹き荒れる党内政局に「だったら(代わりの首相は)誰がいいの?」と不快感を示す。
https://www.sankei.com/article/20250816-BPHT7LBIRZKBNNVZ3XE53IB4ZE/