1:名無しさん




「フニクリ・フニクラ」(ナポリ語: Funiculì funiculà)は、1880年に作曲、発表されたイタリアの大衆歌謡。

1880年にヴェスヴィオ山の山頂までの登山鉄道(ケーブルカー、イタリア語では「フニコラーレ(Funicolare)」)の「ヴェズヴィアナ鋼索線」が敷設されたが、当初は利用者が少なかった。本作は運営会社が宣伝曲を作ることを考え、同社の依頼を受けた作曲家のルイージ・デンツァが作曲し、ジャーナリストのジュゼッペ・トゥルコ(イタリア語版)(1846年 – 1907年)が作詞したものであり、世界最古のコマーシャルソングともいわれる。「フニクリ・フニクラ」とは、フニコラーレの愛称である。歌詞はナポリ語で書かれており、内容は、登山鉄道とヴェスヴィオを題材としつつ男性が意中の女性への熱い愛と結婚への思いを歌い上げる、というものである。なお、題材となったフニコラーレは、1944年に起きたヴェスヴィオ山の噴火によって破壊され、運行を終了した。

子ども向けの替え歌として、鬼の穿いているパンツが丈夫であることを歌う「鬼のパンツ」(おにのパンツ)という歌がある。JASRACには作詞者不詳として登録されている。1971年11月発行の『小三教育技術』『小四教育技術』(小学館)の「特別企画 音楽会学芸会のアイデアと資料」において、YWCAキャンプソング収録の「登山電車」の替え歌として紹介され、特に後者では、ツノ(おにの)、拍手(ぱん)、V字サイン(つー)といった振り付けも紹介された。

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