1:名無しさん




 初の準決勝に進出した沖縄尚学(沖縄)が山梨学院(山梨)を逆転で破り、悲願の初優勝にあと1勝に迫った。

 先発の末吉良丞(2年)は初回に先制点を失ったが、直後に味方が同点に追いつくと、制球力、球威ともに十分な直球を軸に、スライダー、カーブなどを効果的に交え、2回から4回まで無失点。5回、1死から3連打を浴び、味方の失策で勝ち越し点となる2点を失ったが、その後も淡々と自らの投球を貫き、打線の援護を待った。

 試合の流れを変えたのは中軸だった。1―4の6回、無死から4番・宜野座恵夢(3年)が左翼線二塁打で出塁すると、続く比嘉大登(3年)が右前へしぶとく落とす安打でつなぐ。無死一、三塁から6番・安谷屋春空(3年)が左中間へ2点適時二塁打。さらに相手失策で一気に同点に追いついた。

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