1:名無しさん




「マンガ」は日本発祥で、数十年にわたり日本国内で大々的な人気を博してきた。だがこの5年のあいだに、その売れ行きは世界中で爆発的に伸びている。一般的に白黒で印刷され、多様なジャンルに及ぶこのマンガは、英国で驚異的な販売数を記録している。

ニールセンブックスキャンの調べによると、2012年のマンガ本の販売部数は43万4633部で、317万ポンド(約5億3000万円)を売り上げた。それが2019年には2倍以上の98万3822部、910万ポンド(約15億3000万円)となった。

2022年はこれまでに180万冊のマンガが売れており、3年前の通期の売上高のほぼ倍になっている。

ロックダウンで人気急上昇

マンガは米国でも目を見張るような数を記録している。NPDブックスキャンの集計によると、2020年のマンガの販売部数は968万部だったが、2021年には160%増の2520万部に急増。同年、マンガは米国の印刷書籍市場全体において、2番目に成長率の高いカテゴリーである恋愛小説の数字を3倍上回り、成長率トップのカテゴリーとなった。

日本のマンガの英語版販売会社「ビズメディア」によると、米国や英国だけでなく、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど、すべての地域で過去18ヵ月間に「驚異的な」販売数の増加が見られたという。

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