ドイツに「二郎系」ラーメンの新店、常連だった留学生が戻ったハノーバーで挑戦
さいたま市桜区の埼玉大近くで盛りの多いラーメンを12年間提供してきた吉田ショウヘイさん(43)が5月上旬、新店を出すためドイツに渡る。コロナ禍の若者に挑戦する気持ちを伝えるのが狙い。ドイツの豚肉生産量はヨーロッパでスペインと最多を争うほどで、吉田さんは「質の良い肉を使い、喜んでもらえるようなラーメンを提供したい」と目を輝かせる。<中略>
吉田さんは11年に独立し、桜区に「らーめん 梵′sボンズ 」を開店した。「埼玉県内に二郎系の店はほとんどなかった。安い値段で思いっきり食べて満足してもらいたかった」。200グラム超えの普通盛、厚いチャーシューも評判を呼び、21年に加えた辛 味噌みそ の店を含め、主に10代~30代の食欲を支えてきた。
コロナ禍の20年、吉田さんは埼玉大生ら若者が休講やアルバイトの減少にあえぐ姿を目の当たりにする。自身も店を開けられず、時短営業も続く中、ラーメンに夢中になる留学生が多かったと思い出す。アニメ好きのドイツ人留学生・ヤンニさんが17年頃に週2、3回と通ってきた。
「国内の店を増やすのが普通の発想。でも自分は海外に店を出して挑む姿を若い人に見せよう」。ラーメン店が比較的少ないドイツを出店先に選んだ。
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