ロイター通信によると、ロシアのエネルギー省は10日、ウクライナ北部チェルノブイリ原発への電力供給を隣国ベラルーシが回復させたと述べた。(共同)
https://nordot.app/874660871769423872
ロイター通信によると、ロシアのエネルギー省は10日、ウクライナ北部チェルノブイリ原発への電力供給を隣国ベラルーシが回復させたと述べた。(共同)
https://nordot.app/874660871769423872
トルコが仲介したロシアとウクライナの外相会談が先ほど終了した。双方の外相の会見が別々に行われている。
会見で「ロシアはウクライナを攻撃していない」との認識を示したロシアのラブロフ外相。「ロシアはウクライナ危機を解決するためにいかなる対話にも応じる。ベラルーシで行われている協議でウクライナの問題を解決するために真剣な議論をしたい」と語った。その上で「ウクライナ側はロシアの出している要求についてまもなく回答すると約束した」としている。
一方、ウクライナのクレバ外相は「停戦に向けた進展はなかった。停戦協議は今後も続ける準備ができている」と述べた。(ANNニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/732c744702e7952455c05e797f2282daa9030c08
参考
Absolute peak Russia. Asked whether it was planning to attack other countries, Lavrov said: “We are not planning to attack other countries. We didn’t attack Ukraine in the first place”. Russia’s other neighbours should probably start worrying pic.twitter.com/QrzvcQXM6H
— Tadeusz Giczan 🇺🇦 (@TadeuszGiczan) March 10, 2022
日本語訳(機械翻訳):他国を攻撃する計画があるのかと問われ、ラブロフはこう答えた。「他国を攻撃する計画はない。そもそもウクライナを攻撃したのは我々ではない」。ロシアの他の隣国は、おそらく心配し始めるべきである
ロシアは、ウクライナ侵攻にさきがけて大規模のサイバー攻撃をしかけたが、ウクライナの通信システムはこれまでのところ、広範には不具合を起こしていない。ウクライナのゼレンスキー大統領を筆頭に、閣僚や一般市民、報道関係者たちの情報発信に支障はほとんどみられない。
ベンチャービート誌によると、ウクライナのデジタル変革担当次官アレックス・ボルンヤコフ氏は先日、テッククランチ誌の取材に応じ、ロシアによるサイバー攻撃が「想像を絶する」規模にもかかわらず、ウクライナの通信システムが機能停止していない理由として、「プーチン大統領の誤算」を挙げた。
「(ロシア側は)短期に簡単にかたづくと考えていたため、そもそも(通信システムを破壊する必要が)なかったと思ったのだろう。街にやすやすと入って、おもな広場に停留し、あとは祝福するだけだと考えていた」と、ボルンヤコフ氏は語った。
業界関係者の多くも同氏の見方に賛同している。ロシアがウクライナのクリミア半島を不当占拠した2014年3月の侵攻と同じように簡単に制圧できる、とロシアのプーチン大統領は高をくくっていた可能性がある。
ロシア政府がウクライナ侵攻から2日目の2月26日に誤ってウェブサイトに載せてすぐに削除した勝利宣言の予定稿がそれを物語っている。
「社会基盤に対する物理的攻撃とサイバー攻撃がこれまでのところ限定的であるという事実は、能力の問題ではないことを示唆している」と、供給網向けセキュリティー技術を提供するアドルス・テクノロジー(aDolus Technology)のエリック・バイヤーズ最高技術責任者は話す。「これはロシア司令部の意図的な決定であって、能力の限界ではないとみなすべきだ」。
ただ、今後も通信システムへの攻撃がないというわけではない。実際、ロシアが躍起になり攻撃を拡大するにつれ、その種の作戦が行使される可能性はきわめて高い、と業界専門家らはみている。キエフにあるテレビ塔が破壊されたのは3月2日で、欧州最大規模のザポロジエ原発が攻撃されたのは3月3日で、いずれも攻撃開始から1週間後だ。
ロシアは2015年、ウクライナの主要社会基盤にサイバー攻撃をしかけ、6時間にわたる停電を引き起こした前歴がある。「(ロシアは今後)通信接続を妨げようとしてくるだろう」とボルンヤコフ氏は警戒している。
同氏いわく、緊急対応計画を複数レベルで講じている。イーロン・マスク氏のスペイスエックスから衛星通信システム「スターリンク(Starlink)」の中継局の追加提供を受けることもその一環だ。
US FrontLine 2022年3月9日
https://usfl.com/news/132128
緊迫するウクライナ情勢をめぐり、ロシアのラブロフ外相とウクライナのクレバ外相が10日午前(日本時間夕)、ロシアの侵攻後初めての直接会談を行った。市民の犠牲が後を絶たぬなか、停戦への道筋をつけられるかに注目が集まったが、大きな進展はなかった模様だ。
会談はロシアとウクライナの仲介に積極的な姿勢を見せてきたトルコのチャブシュオール外相が同席し、同国南部アンタルヤで開催された。アナトリア通信が配信した動画では、コの字型のテーブルでチャブシュオール氏をはさみ、ラブロフ氏とクレバ氏が向かい合った。
ロイター通信によると、会談後に記者会見したクレバ氏は「ロシア側が要求しているのは降伏だ」としたほか、「停戦に向けた進展はなかった」と述べた。一方、ラブロフ氏も会見し、「西側がウクライナに対し、ロシアか西側かを選ぶことを迫ったことがこの紛争につながった」などと欧米批判を繰り広げ、「ウクライナに中立を望む」などと語った。
全文はこちら
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ3B63V8Q3BUHBI02Z.html?ref=tw_asahi
米エネルギー大手のセンプラ・インフラストラクチャーは、三井物産などと合弁で運営する同国南部の液化天然ガス(LNG)プラントの生産能力を2027年に現在より6割増やして年約1900万トンにする。ロシアのウクライナ侵攻で欧州はロシア産ガスへの依存を減らす方針だ。増産分は欧州やアジアへの輸出に振り向け、エネルギーの脱ロシアの需要を取り込む
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN08E6S0Y2A300C2000000/?n_cid=SNSTW005
料理研究家リュウジ氏 “ウクライナ人の気持ち考えろ”…ロシア料理動画への批判に「料理に罪はない」
“YouTube総再生回数4億回超え”で知られる人気料理研究家人気料理研究家のリュウジ氏(35)が10日までに自身のツイッターを更新。投稿したロシア料理の動画に対して批判コメントが届いたことを明かしつつ、自身の料理における信条をつづった。
9日に更新した自身のYouTubeで、「水ではなく『新玉ねぎ』で鶏をホロホロに煮込む究極の料理」として「鶏肉の無水バター煮」を紹介。同レシピはロシア料理「帰れ鶏肉へ!」を参考にしたという。
この動画について、「『ウクライナの人の気持ち考えろよ』ってコメント来た」と、リュウジ氏。続けて「「これだけは言っておくけど【料理に罪はない】」と言い切った。
全文はこちら
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20220310-00000169-spnannex-000-5-view.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b9ad1907d537e506396084adc2bd0ccbdeef51b
世界最強のカナダ人スナイパー、ワリがウクライナに入国した模様
One of the world’s best snipers has arrived in Ukraine.
— Visegrád 24 (@visegrad24) March 8, 2022
The French-Canadian “Wali” from the Royal Canadian 22e Régiment made his reputation during tours in Afghanistan, Syria and Iraq
He fought in the same Canadian unit as the sniper with the world’s longest kill (3.5 km)
🇨🇦🇺🇦 pic.twitter.com/iWOZiyUXpC
ロシアによるウクライナ軍事侵攻を受け、ここ2週間に史上最大級の武器輸送が未曽有のスピードで決行された。
チェコ共和国からは先週だけで、鉄路と陸路で1万基の携行式ロケット弾(RPG)がウクライナに送られた。ウクライナ国境から約97キロに位置するポーランドのジェシュフ空港では5日、軍用輸送機であまりに混雑していたため、空きスペースが出るまで一時的に迂回(うかい)を余儀なくされる便も出た。
ハイウエー上では、軍用輸送トラックを護衛する警察車両の列が国境まで絶え間なく続いた。ウクライナへの武器輸送は、ほぼ前例のない供給作戦となりつつある。
https://diamond.jp/articles/-/298573
英国防部は9日(現地時刻)、ロシア軍がウクライナのキエフ北側で継続的な攻勢を繰り広げたが、依然として突破口を設けることに失敗したと明らかにした。ロシア空軍はウクライナの網空網に遮られ、戦闘機が次々と撃墜されたことが分かった。
(参考記事:英国紙「露情報機関の文書流出…ウクライナ侵攻は完全失敗」「1943年のドイツ軍と同じ、敗北必至」)
英国国防部はTwitterを通じて明らかにした最近の戦況情報で「キエフ北西の戦闘でロシア軍が重要な突破口を設けることができなかったが、引き続き進行中」であると伝えた。
続いて「ウクライナ防空網はロシアの現代式戦闘機に対して相当な成功を(撃墜を)したようで、おそらく彼らが(ロシア軍が)領空を統制することをある程度防いでいることが分かる」と明らかにした。
一方、ロシアはこの日、ウクライナの民間人が避難できるよう第3次休戦を宣言し、人道ルートを開放すると明らかにした。しかし、ウクライナの外務省は前日、ロシアがジャポリーザからマリウポリに通じる避難路に砲撃を加えたとし休戦違反を主張した。
https://korea-economics.jp/posts/22031005/
アドビ製品の更新すらできずにどうしていいか分からない
―ロシア人開発者に訊くロシア国内の現状
一番予期していなかったことは、多くの人のロシア人への見方が変わってしまったことです。西側企業で働く私の友達の多くがロシア人だからという理由で解雇されてしまいました。何年もそこで働いてきたのにです。
私も西ヨーロッパの方々と一緒に仕事をしていますが彼らの友人たちは私がロシア人だからすぐに一緒に仕事をするのをやめるべきだと言ってくるそうです。彼らとは長い付き合いですし、賢い人たちなので、私に対して差別をしてこないのは嬉しいですね。
https://www.gamespark.jp/article/2022/03/09/116696.html
ロシア軍に包囲されるウクライナ南部の港湾都市マリウポリの市当局者2人は、ロシアの侵攻開始以降、市民約1300人が死亡したと述べた。
マリウポリは侵攻から間もなく攻撃を受け始め、この1週間近くは包囲された状況が続いている。
アンドリュシチェンコ市長顧問はウクライナの通信社UNIANに「暫定値だが1300人のマリウポリの住民がロシア連邦による封鎖ジェノサイド(集団殺害)の間に死亡した」と語った。
オルロフ副市長は9日早く、攻撃の犠牲者が8日までに少なくとも1207人に上ったと確認したと述べた。
CNNに対し「実際にどれほどの死者がいるのか計算できておらず、3~4倍多いかもしれない。爆撃や砲撃で路上で何人死んだか数えることさえできない」と語った。
https://www.cnn.co.jp/world/35184676.html
■ロシア軍が小児病院空爆、がれきの下に子ども=ウクライナ大統領
[リビウ(ウクライナ)/ロンドン 9日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は9日、南部の港湾都市マリウポリの小児病院がロシア軍の空爆によって深刻な被害を受けたと非難した。
死傷者の詳細は明らかにしなかったものの、ツイッターへの投稿で「子どももがれきの下にいる」と述べた。
さらに「残虐行為だ。世界はいつまでこの恐怖を無視する共犯者となるのか」と非難し、早急に飛行禁止区域を設定するよう訴えた。
マリウポリ市当局は病院が爆破されたとし、「大規模な破壊」と説明した。ウクライナ外務省はツイッターに「ロシアがマリウポリの小児病院と産科病院を砲撃した」という見出しと共に、ひどく損傷した病院と見られる映像を投稿した。3階建ての建物には、窓があるはずの場所に穴が開いているほか、
現場にはがれきの巨大な山が散乱している。
ジョンソン英首相は「脆弱で無防備な人間を標的にするほど卑劣なことはない」と非難し、「空爆からの防衛のためにウクライナへの追加支援を検討している。ロシアのプーチン大統領の責任を追求する」と述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4a8ec9a3b4cb2bdcd84f083182db1ba207b48e4
ウクライナのゼレンスキー大統領は、南部の港湾都市マリウポリの小児病院がロシア軍の空爆によって深刻な被害を受けたと非難した。写真は空爆されマリウポリの病院。
【ロンドン時事】石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどで構成する「OPECプラス」が増産を検討する見通しとなった。原油価格の急騰を受け、OPEC加盟国のアラブ首長国連邦(UAE)が増産支持を表明した。一方、これをきっかけに9日の国際石油市場では原油価格が急落した。
UAEのアルオタイバ駐米大使は声明で「われわれは増産を支持し、OPECに増産検討を働き掛ける」と宣言。「エネルギー市場の安定は世界経済にとって重要だ」とも付け加えた。 これを受け、9日のニューヨーク原油市場では、代表的な指標となる米国産WTI先物が前日比12%安の1バレル=108ドル台に下落した。一時16%安まで売られた。
時事通信 2022年03月10日07時51分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022031000281
[ベルリン 9日 ロイター] – ドイツのショルツ首相は9日、ドイツからウクライナに戦闘機を移送する考えはないと強調した。
ウクライナへの戦闘機の提供を巡っては、ポーランドが8日、保有するロシア製戦闘機「ミグ29」をドイツにあるラムシュタイン米空軍基地に移し、米国に委ねる用意があると表明。しかし、米国防総省はこの案を支持できないと反対する立場を示した。
カナダのトルドー首相との共同記者会見で、ショルツ氏は、ドイツがあらゆる防衛装備品や武器を提供してきたとする一方、「具体的に何をするかについてはかなり慎重に検討しなければならないことも事実であり、戦闘機はその一部ではない」と明言した。
その上で、ウクライナ紛争の軍事的解決には意味がなく、代わりにロシアとウクライナ双方の話し合いで解決するよう望む考えを示した。
ウクライナは、ロシアによる侵攻に対抗するため、戦闘機を提供するよう西側諸国に働き掛けている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/89c11ff15eb88bedca7be45d155cdb4a7fe8bbe2
世界最大の資産運用会社、米ブラックロックでヘッジファンドを手掛けるチームの一つは、ロシアのウクライナ侵攻をロシア株買い増しの機会と捉えた。しかし、その判断は裏目に出た。
ブラックロックの「エマージング・フロンティアーズ・ファンド」は2月の運用成績が10%超のマイナスと、約10年前の運用開始以来最悪の損失に見舞われた。事情に詳しい複数の関係者の話やブルームバーグが確認した投資家向け文書で明らかになった。同ファンドの1月末時点の運用資産は9億6000万ドル(約1111億円)。年初来成績は約7%のマイナスになったと、関係者らは匿名を条件に話した。
ブラックロックのヘッジファンド、ロシア投資拡大-記録的損失被る
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-03-09/R8HJGLT0AFBU01
国際ハッカー集団「アノニマス」 プーチンの核ボタン強奪へ
ウクライナ侵攻を続けるロシアで、国際ハッカー集団「アノニマス」がロシア国営放送を乗っ取り、ウクライナの悲惨な様子を放送するトラブルが発生。これがネット上で拡散し、“正義の義勇軍”として称賛されている。非常に高いハッキング能力を持つといわれるアノニマスには、世界中から「ロシアの軍事システムを無力化してくれ!」との声が相次ぐ異例の事態になっている。
https://www.tokyo-sports.co.jp/newspaper/%ef%bc%93%e6%9c%88%ef%bc%99%e6%97%a5%e6%b0%b4%e7%99%ba%e8%a1%8c/
ゼレンスキー新声明#Sumy は空爆に見舞われました。 #Mariupol で子供が殺されました。 ウクライナは13日間戦ってきました。#ロシア は、過去30年間で、#ウクライナ での13日間ほど多くの航空機を失っていません。 pic.twitter.com/SkgMMUoDwh https://t.co/8UjiGoZfRC
— 🌸🇯🇵ゆきりん🇺🇦🌻 (@l7F9SvJxjdBfb1u) March 8, 2022
https://i.imgur.com/rFRBdii.png
島根県内の沿岸で確認された過去5年分の密漁について、漁業権を持つ漁業協同組合JFしまね(松江市)が告訴せず、大部分が期限切れで刑事責任を問えなくなった。問題発覚後に一部は告訴されたが、県が漁業権の取り消しを検討するなど、JFの姿勢が問われる事態になっている。
JFしまねは漁業法に基づいて知事から免許を受け、県内のほぼ全域の沿岸に「共同漁業権」を持つ。組合員以外がサザエやアワビ、ワカメ、タコなどの水産物を採ると、漁業権を侵害した罪で最大100万円の罰金が科される。ただし、罪に問うには被害者であるJFしまねの告訴が必要になる。
沿岸を管轄する境・浜田両海上保安部によると、2017~21年の5年間で確認した密漁は計85件。境では59件61人、浜田では26件42人だった。被害はサザエが計約2500個、アワビが約150個など。17年には関西在住の7人が、サザエ約38キロなどを密漁する悪質な事案もあった。
海保は密漁を確認すると、漁業権を持つJFしまねに通知する。しかしJFは問題が公になった後の2月中旬まで、そのうち1件も告訴していなかった。
告訴期限は犯人を知った日から6カ月。境が21年に確認した4件を除き、81件はすでに期限が切れている。浜田では16年の5件についても告訴されず、期限が切れた。両海保は19年、連名で告訴がされていない状況を知らせる文書を送ったが、JFは対応しなかったという。
密漁は近年、組織的で悪質な手口が横行。反社会的勢力の資金源になっているともされ、20年から罰則が強化された。JFの密漁放置を受け、丸山達也知事は2月8日の会見で「あきれている。自分の預かっている財産を管理出来ないのなら、その役を降りるのが普通。できないならば、漁業権の取り消しも検討する」と発言。一方で組合員らに対し、組織の体質改善のための働きかけを強めることも求めた。
境海保によると、まだ告訴期限が切れていない21年の4件の密漁は4日までに告訴されたという。
一方、これまで告訴しなかった理由について、JFしまねは取材に応じなかったが、県によると、2月22日に県に提出した報告書で「採捕量が少ない、組織的事案が少ない、密漁犯が反省しているなどの要素を、会長が総合的に判断した」と説明しているという。(榊原織和)
全文はこちら
https://www.asahi.com/articles/ASQ376WJWQ2XPTIB008.html
1月に遺伝子操作した豚の心臓を移植された患者が8日、死亡した。
手術が行われた米メリーランド大学メディカル・スクールが9日、声明で発表した。
同大は声明で、移植手術を受けたデービッド・ベネットさん(57)は「数日前に容体が悪化し始めた。回復が見込めないと分かると、人道的な緩和ケアを受けた」と明らかにした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d96aeacbe86d95e257ad17912d4a0ae9c3fecc4
世界初のブタの心臓移植受けた男性、過去に刺傷事件で有罪
https://www.bbc.com/japanese/60019765
<ロシアのウクライナ侵攻には世界中が驚き、プーチン大統領の精神状態を疑う声も多い>
ある看護師が、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領にパーキンソン病の症状があるかどうかを推測する動画を投稿し、話題になっている。プーチンは過去にもパーキンソン病を疑われ、辞任の噂が流れたことがある。
ハウス・オブ・ペティー(Haus of Petty)またはマッスルズ・アンド・ナーシング(@musclesandnursing)として知られるこのユーザーは3月6日、プーチンに関する推測をTikTok(ティックトック)に投稿。この動画は200万回再生され、4200のコメントが寄せられた。
「看護師や医療従事者の皆さん、これから1つの動画を紹介しよう。これを見れば、私たちが恐れるべき理由がわかる」と、この看護師は語り掛ける。
2月24日にウクライナへの本格的な侵攻が始まってから、世界の目がプーチンに注がれている。これまでに少なくとも200万人がウクライナを脱出し、1000人以上の民間人が命を落とした。短期間にこれほど大量の難民が出たのは、第2次世界大戦以来だ。核兵器使用の可能性にまで言及してNATOを威嚇するプーチンの精神状態についても様々な憶測が飛び交っている。
看護師の言葉の後、プーチンの動画が表れる。プーチンがある男性に歩み寄り握手をする場面だが、右足を少し引きずり、歩くのに苦労しているように見える。
「私は看護師なので診断はできないが、パーキンソン病と脳卒中は見ればわかる」と、投稿者の看護師は語る。「パーキンソン病患者は、そうでない人より認知症を発症しやすい」
■判断力に問題が出る場合も
パーキンソン病は、体の動きに影響を及ぼす神経変性疾患で、通常は片側に症状が出る。米メイヨー・クリニックによれば、症状は徐々に進行し、小さな震えが手や指から始まることが多い。
パーキンソン病が進行すると、腕や脚がこわばるほか、まばたきをする、歩く時に腕を振るといった無意識の動作が減少し、動作が遅くなるのが一般的だ。手書きの文字、発話、バランスなどに変化がみられるほか、姿勢も前かがみになる。
この看護師はまた、プーチンの「右脚の使い方」、地面から持ち上げたときにピクッと動く様子から、脳卒中にともなう血管性認知症を患っている疑いもあると述べる。
血管性認知症は、初期に推論力や判断力に問題を起こし、後に記憶力が低下することが知られている。
「認知症の人は、自分の認知症を隠すのがとても上手だ」と、看護師は続ける。だが、やがて認知症が進行すると、症状を隠すことができなくなるという。
「プーチンがやっていることを見ても、精神的に不安定なのはわかる。そして彼は核のボタンを握っている」
このTikTok動画は拡散され、何千人ものユーザーがコメントを寄せた。その多くが、以下の通りプーチンに関する独自の推測を披露している。
・「私は以前、パーキンソン病の患者を担当していたが、あなたの言う通りだ。レビー小体型認知症の可能性もある」
・「義父は脳卒中で倒れ、血管性認知症になった。私たちはナイフを隠さなければならなかった。もしこれが本当であれば、とても怖いことだ」
・「プーチンは自分の終わりを予感していて、歴史に名前を残したがっていると夫は言うのだが、それを裏付ける動画だ」
・「私はリハビリの仕事をしていたが、全くその通りだ」「歩き方も、体の支え方も同じだ。プーチンから核のボタンを取り上げたほうがいい」
(翻訳:ガリレオ)
2022年3月9日(水)16時22分
サマンサ・ベルリン
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/03/post-98256_1.php