現代(ヒョンデ)自動車の幹部は15日(現地時間)、「米国のインフレ削減法(IRA)による韓国産電気自動車の補助金の差別により、現代自動車の被害が大きくなれば、米ジョージア州の電気自動車工場への投資について再検討できる」と明らかにした。
現代自動車のロバート・フッド・ワシントン事務所政府業務担当副社長は同日、米シンクタンク・ウッドロウ・ウィルソンセンターが主催したセミナーで、「(米国内での電気自動車の)販売が伸びなければ、(ジョージア州の)工場が経済的に妥当なのか質問が出始めるだろう」と述べた。フード副社長は、「IRAのため、現代自動車がジョージア州の電気自動車工場への投資を取り消したり縮小したりする可能性があるか」という質問に対し、「当社が引き続き注視しなければならない経済的決定だ」とし、このように述べた。
米法制処次官補出身のフード副社長は、「雇用および生産目標を達成できなければ、ジョージア州でペナルティを科されることになる」とし、「IRAにより現代自動車の成長に引き続き被害を受けるなるなら、私たちがどこに行くか真剣に判断せざるを得ないだろう」と述べた。それと共に、「メキシコは、人件費と生産費など、すべてのものがはるかに安い。会社のほうでその可能性を再び検討するかどうかは、見守らなければならない」と話した。
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