2023年04月13日、韓国の企画財政部が「’23.2月末基準総収入90.0兆ウォン、総支出114.6兆ウォン」というプレスリリースを出しました。<中略>
総収入が90兆ウォンですが、これは対前年同期比で「16兆1,000億ウォンの減少」。総支出は対前年同期比で「6兆6,000億ウォン」減らしたのですが、「114兆6,000億ウォン」。
――で、管理財政収支(単に収入から支出を引いたもの)は「-24兆6,000億ウォン」となっています。
社会保障基金の収支も入れて計算した管理財政収支の方は、「-30兆9,000億ウォン」です(政府の財政を考える場合はこちらを使う)。
問題なのは、政府の予算では2023年は「管理財政収支:-58兆2,000億ウォン」としたのに、たったの2カ月でもうその半分以上まで赤字が達していることです。
予算の足らない分は借金で埋めています。<中略>
足らない分は借金して埋めるしかありませんが、2023年01~03月の国庫債券(国債)の発行額はすでに「46兆ウォン」と、年間発行限度額の27.4%まできています。
注目したいのは、上掲の外国人が保有する国債の金額です。国内にお金を返すのであれば、印刷すれば済みますが、外国の場合はそうはいきません。
2023年03月時点で、外国人は韓国債を「189.9兆ウォン」保有しています。保有比率は19.8%。韓国債の約2割は外国人が保有しているわけです。
全文はこちら
https://money1.jp/archives/103687
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