高卒か大卒か、また大卒でも名の知れた大学か。「学歴」は就活や転職活動の際に気にしてしまうポイントだ。キャリコネニュースに寄せられた、大学院卒の読者の学歴に関する考え方を紹介する。(文:コティマム)<中略>
■筑波大院卒の男性「研究職の世界では、博士号を頂点とする学歴は必須」
東京都の40代男性( ITエンジニア/正社員/年収1000万円)は筑波大学大学院卒。男性は「いわゆるサラリーマンの就職フィルターに使われる学校歴には意味がない」としながらも、「研究職の世界では、博士号を頂点とする学歴は必須」と語る。
「その意味で、『日大院卒>東大学部卒』に認識を統一しないと、アカデミアの権威的にもおかしくなる。『会社の人事が信奉する学校歴』をマスコミがブランド化しておかしくなった。新卒採用と共になくなるべき意味のない慣習であり、産業界でダイバーシティが進まない元凶」
男性は自身の学歴に「不満はない」として、こう断言している。
「(学歴が)高いと感じるのは修士以上。学部卒はどこの大学であれ研究の入り口にも立てていない」
https://news.careerconnection.jp/career/general/129502/