そんなアーツからあふれていたのは驚くほどの〝日本愛〟だ。現在、母国・オランダと往復する生活で、将来的には日本への定住も視野に入れているという。さらに国内でのジム経営も計画していると明かしつつ、日本流におじぎをしながら日本語で「ピーター・アーツ」とかかれた名刺を渡された時にその本気度を実感した。
なぜそこまで日本にほれ込むのか――。こう問うとアーツは「日本が私を育ててくれたから」と即答。さらに「日本人はみんな優しくて私にリスペクトがある。何より安全だし、食べ物が美しくて世界一おいしいから好きなんですよ」と熱弁を振るう。そして冗談めかしつつ「どちらかと言えばオランダより日本の方が好きです(笑い)」とまで話した。
日本での活動についてさまざまなアイデアを持っているというアーツ。21歳になる双子の子供たち(娘のモンターナ・アーツと、息子のマルシアーノ・アーツ)も10月に日本で試合を行う。ちなみに国内で注目している選手を問うと、昨年のK―1で行われた無差別級トーナメントを制したマハムード・サッタリの名を上げ「ジムができたら一緒に練習しよう」と呼びかけた。
「日本に恩返ししたい」と話すレジェンドが今後どんな活躍を見せてくるのか、注目していきたい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3518b863175f9e9b7e345e36d3c8913aa4c4b55b
日本愛あふれるピーター・アーツ(東スポWeb)
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