逆に、ジェンダーにとらわれない育て方をしてたはずの女児がピンクしか選ばなくなるフェミニストの絶望を冒頭から素直に描いた堀越英美『Think PINK 女の子は本当にピンクが好きなのか』、わりと面白いです。 https://t.co/qFm5VCC7jg pic.twitter.com/nANgcikyWg
— 須藤玲司 (@LazyWorkz) March 24, 2025
イントロダクション
よもや自分の娘がピンク星人になってしまうとは。
「『女の子の色はピンク』なんて押し付け。女の子が生まれたら、自由にいろいろなものを選べるようにしてあげたい」。そう思って育ててきたはずの長女が、三歳を前にピンクにしか興味を示さなくなった。「これからは女の子だって社会に出ていく時代なのだから、自主性を尊重してあげなくては」と好きなように服を選ばせたら最後、林家ペーのような全身ピンクの格好で意気揚々と街 中を闊歩する娘を追いかけることになる。
女の子のお母さんに聞いてみると、皆、同じような体験をしているようだ。 海外の新聞サイトな どをのぞいてみても、幼い娘のピンク化を憂える声、声、声……。 私の戸惑いはグローバルなもの