カッコ良い or 未来的 = 有用な機能。じゃない。イノベーションを考える時、どうしても最新技術を実装したがるけど、ユーザー視点が抜け落ちてると、こんな「誰も使いたくない」プロダクトが生み出されてしまう。 pic.twitter.com/jsDPfCacw3
— Brandon K. Hill | CEO of btrax 🇺🇸x🇯🇵/2 (@BrandonKHill) August 20, 2025
・参考:日本で実際に採用された同様のコンセプトの製品
日本初採用となるジェスチャーコントロール・パワースライドドアは、パワースライドドアにあるセンサー部分が光っているときに手を近付けてジェスチャー操作を行なうと、車両に触れることなくパワースライドドアの開閉ができるというもの。また、アクセスキーを所持している場合は、ジェスチャーではなく光っているセンサー部分に手や肘をかざすだけでパワースライドドアを開けることもできる。
開発にあたっては、荷物を入れるためのテールゲートと人が乗り降りするためのドアは別のものと考え、“ドアを手でカッコよく開ける”という狙いがあったという。さらに、オデッセイのパワースライドドアのドアハンドルは、他メーカーと比べると少ない力で簡単に操作ができるようになっているため、今回は操作性をさらに高めるのではなく“ホンダらしい演出の楽しさ”にこだわり、ジェスチャーを取り入れて開発を行なったとのこと。
演出における一番のこだわりポイントはセンサー部分のLEDだといい、ただジェスチャーを取り入れただけでは操作もしづらく、使い勝手がわるくなってしまう可能性があったため、手をかざすと光が流れて開閉の動作をアシストするという仕組みが取り入れられた。この流れる光により、“クルマとコミュニケーションをしている”という演出効果に加えて、近付くと光るウエルカム機能も兼ね備え、ただの操作デバイスとしてだけでなく、楽しさや新しさをも提供するという。
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1287098.html