1:名無しさん




「ダンゴムシ観察迷路」は、子どもたちが自然の中の小さな生き物とふれあいながら、その不思議な習性を学べる楽しいアイデアです。ダンゴムシには「交替性転向反応」という行動パターンがあり、連続した曲がり角では右、左、右…と交互に進む傾向があります。この反応は、外敵から逃れたり、餌場を探したりするために、効率よく移動できる仕組みだと考えられています。

実際にこの迷路にダンゴムシを置いてみると、その行動パターンがよく観察できます。右に曲がったと思えば次は左へ。まるで地図に沿って進んでいるかのように、スムーズにゴールへ向かって進んでいく様子は、見ていてとても興味深いものです。試しに4匹のダンゴムシを使って実験してみたところ、全員が無事にゴールにたどり着くことができました。

もちろん、複数のダンゴムシを一度に迷路に入れると、個体ごとに進む方向が異なり、あちこちに散ってしまうこともありますが、それもまた微笑ましく、観察しているこちらの心を和ませてくれます。

どのくらいの時間でゴールできるのか、何匹がたどり着けるのかといったテーマを設ければ、ちょっとした科学実験としても楽しめます。小さな子どもから大人まで、自然に対する関心を深めるきっかけとなるでしょう。特に幼稚園児くらいの年齢でも十分に楽しめる内容なので、親子での遊びや自由研究にもぴったりです。

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