林芳正外相がインドで3日に開催される、日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み「QUAD(クアッド)」の外相会合に出席する方向になった。ただ、同地で1日に開幕したG20(20カ国・地域)外相会合(2日まで)を欠席した「外交的損失」は甚大だ。専門家も「世界情勢が激変しているなか、日本の地位低下が懸念される」と批判した。<中略>
ところが、林氏はG20外相会合を欠席した。参院予算委員会で1、2両日、首相以下、全閣僚の出席が慣例である基本的質疑が行われるためだ。自民党や立憲民主党など与野党が出席を求めていた。何と、1日の林氏の答弁はたった1回で「53秒」のみだった。
林氏のG20外相会合欠席については、ホスト国であるインドの地元メディアも「信じがたい動き」(ヒンドゥスタン・タイムズ紙)などと批判的に報じている。
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