往年の「象牙」、実は別物だった! 正倉院宝物の調査で判明 奈良https://t.co/VYfMdSNTZD
— 毎日新聞 (@mainichi) April 24, 2025
正倉院宝物で「象牙」とされていた長さ149センチの牙のようなものが、正倉院事務所の調査で大型クジラの肋骨と結論づけられました。…
正倉院宝物で「象牙」とされていた長さ149センチの牙のようなものが正倉院事務所の調査で大型クジラの肋骨(ろっこつ)と結論づけられた。象牙に特徴的な「シュレーゲル線」がなく、表面も象牙にしてはざらざら。種類の特定には至っていないが、「18メートル程度のヒゲクジラの後方の肋骨」の可能性が高いという。
「象牙」は大きく湾曲しており、太い所で直径91ミリ。永久5(1117年)の目録に「象牙」とあるのが史料上の初出だ。シュレーゲル線は、象牙や牙の中の細管が織りなす模様のことで、断面ではひし形になることもある。だが、表面を精査したところ、こうした模様がなく、内部が海綿状組織でできていることから動物の骨と判断された。
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