埼玉 深谷に竜巻などの突風が発生か 関東甲信で局地的な大雨も
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220717/k10013723141000.html
関東甲信では大気の状態が不安定になり、関東北部の山沿いを中心に雨雲が発達していて、気象庁は、埼玉県深谷市で、竜巻などの突風が発生したとみられるとして、今夜8時前、埼玉県北部に「竜巻注意情報」を発表しました。関東甲信では今夜遅くにかけて局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあり土砂災害や低い土地の浸水などに十分注意が必要です。
気象庁によりますと、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、関東甲信では大気の状態が不安定になり、関東北部の山沿いを中心に雨雲が発達しています。
気象庁は、埼玉県深谷市で、竜巻などの突風が発生したとみられるとして、午後7時53分、埼玉県北部に「竜巻注意情報」を発表しました。
竜巻などの突風は、発達した積乱雲が近づいたときに発生します。
気象庁は、雷や急な風の変化、それに「ひょう」が降るなど、積乱雲が近づく兆しがある場合は突風に十分注意し、頑丈な建物などの中で安全を確保するよう呼びかけています。
大気の不安定な状態は今夜遅くにかけて続くため、局地的に雷を伴って激しい雨が降り、関東北部では1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
18日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、関東北部で80ミリ、関東南部と甲信で60ミリと予想されています。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するともに、落雷や竜巻などの激しい突風、それに「ひょう」にも注意するよう呼びかけています。