尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は4日、監視・偵察・電子戦などを遂行する合同ドローン部隊を創設し、探知が難しい小型ドローンを年内に大量生産できる体系を構築するとともに、ステルス無人機を年内に生産できるよう開発に拍車を加えることを指示した。
尹大統領の指示により韓国軍当局は合同ドローン司令部を早期に作る計画だ。合同ドローン司令部は陸海空軍、海兵隊が保有したり保有する予定の無人機を統合運用する部隊だ。陸軍が2018年から独自に推進するドローンボット戦闘団とは異なる。韓国政府消息筋は「合同ドローン司令部の無人機は野戦戦術用ではなく、北朝鮮後方深くに入り込み核心施設を偵察したり北朝鮮の通信網をかく乱する作戦用」と話した。
ステルス無人機と小型ドローンなどは国防科学研究所(ADD)が現在持っている技術を活用するならば尹大統領の年内生産の指示を守れるだろうと国防部は予想した。ADDは尾翼がない無尾翼ステルス無人機「カオリX」を開発している。カオリXは人工知能が搭載され、有人戦闘機と協同作戦を展開できる機能も備えるのがADDの目標だ。国防部関係者は「世界的に小型無人機が大きな関心を集めておりすでに開発を検討していた。小型無人機は製造期間が中・大型より短くなるだろう」と話した。
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