日本が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)緊急事態宣言を解除して事実上「ウィズコロナ」への転換を開始した。日本政府は1日午前0時を基準に全国19都道府県に発令中だった緊急事態宣言を完全に解除した。また、全国8県に適用中だった「まん延防止など重点措置」もすべて終了した。緊急事態宣言よりも一段階低い防疫対策まで緩和してウィズコロナ時代への進入を試みたといえる。
日本で緊急事態や重点措置を適用する地域がゼロになったことは今年4月4日に続き約6カ月ぶりで、緊急事態や重点措置が発令されていた地域でも広域自治団体長の判断により飲食店の営業時間延長および酒類販売が可能になる。スポーツ行事やコンサートなど大規模イベントの入場者上限も拡大する。
◆日本の1週間の新規感染者、韓国より少ない
日本の防疫政策緩和の基調はワクチン接種率が高まった状況で新規感染者の増加速度が鈍化したことに伴うものと分析される。
NHKの集計よると、先月30日まで最近1週間の日本のコロナ新規感染者数は1万3324人だった。8月30日には1週間の新規感染者が15万671人に達していた。約11分の1に減ったといえる。
これは韓国の1週間の新規感染者数よりも少ない。韓国疾病管理庁が発表した同じ期間の韓国の新規感染者は1万8645人だった。
菅義偉首相はこの日、首相官邸で取材陣に「ワクチン接種は、全国民の7割の方が1回目を終え、6割の方が2回目を終えるところまできた」とし「飲食店やイベントは、段階的に規制を緩和していく」と述べた。
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