韓国に登場した見慣れない形をしたマスクだが、専門家やネットユーザーからは「本当に役に立つのか」とその効果が疑問視されている。
このマスクは鼻を覆うもので、飲食時の感染を防ぐ目的で設計された。通常のマスクの下に装着することを想定した鼻の部分だけのものから、口も覆い、食事のときに取り外せるタイプのものまである。
商品名は「コスク」──韓国語で「鼻」を意味する「コ(ko)」とマスクを組み合わせた造語だ。10枚セット9800ウォン(約940円)で販売されている。<中略>
<何もないよりはマシ>
米ジョンズ・ホプキンス大学の医学教授スチュアート・レイ博士も、このマスクに予防効果があるのか疑問だと述べる。
「食事中に鼻呼吸するよう訓練・監視でもされていない限り、このマスクがリスクを減らすとは考えにくい」
一方、豪ディーキン大学の疫学専門家キャサリン・ベネット教授はナインニュースに対し、「ささいな違いしか生まないだろうが」と前置きした上で「何もないよりマシ」と語った。
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