韓国の自動車メーカー、現代自動車は今月20日、電気自動車(EV)「アイオニック5」を日本のタクシー会社、エムケイ(本社)に供給すると発表した。同社は今年2月、約12年ぶりに日本の乗用車市場に再進出すると発表。今年5月からアイオニック5と燃料電池車(FCEV)「ネッソ」の受注を始め、今月から納車している。現代は今回、アイオニック5を供給する契約をエムケイと結んだことについて「日本のEV市場攻略の第一歩を踏み出した」としている。<中略>
 5月から日本市場で受注開始したアイオニック5だが、やはりと言うべきか、現在までのところ苦戦を強いられており、受注開始から2か月間に販売した台数は10台ほどにとどまっている。 
 こうした中、現代は20日、「MKタクシー」を運行するタクシー会社、エムケイに「アイオニック5」を供給する契約を結んだことを明らかにした。エムケイ京都に、来月から50台を順次納車する予定。エムケイは1960年、在日韓国人の故ユ・ボンシク(青木定雄)氏が創業した「ミナミタクシー」を母胎とする。77年に桂タクシーと合併して現社名となった。「MK」はミナミタクシーと桂タクシーの頭文字を取った。東京(東京エムケイ)、大阪(大阪エムケイ)、愛知(名古屋エムケイ)、札幌(札幌エムケイ)など、全国展開を図っている。サービスには定評があり、かつて米国の時事週刊誌「タイム」に「世界最高のサービス企業」として選定されたこともあった。現代が2001年に日本市場に初進出した際は、現代のチョン・モング名誉会長がユ氏に事業協力を提案したこともあった。 
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